昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに29 ~土台残務~ はじめての土台撤去とその他

何もない場所にユニットバスエリア構築ビフォー・アフター 構造体

築50年の我が家をDIYリフォームしています。
昭和の狭小風呂を現代の風呂にしようにも面積が絶望的で風呂場自体の引っ越しを余儀なくされ解体、土間打ち、基礎打ち、土台、梁、柱と作ってきました。
ユニットバスが入る場所は中程に基礎が通っていて土台は撤去、既存基礎も一部撤去の可能性を設備屋さんから告知されています。

土台ができたのでやっと既存土台を撤去できるようになりました。

切断する既存土台


あと、残っていた周辺の構造体を取り付けます。

追加土台残り

残りの補強土台を入れておきます。
新しく壁になる箇所には既に土台は設置してあり残すところ既存土台の補強パーツになります。
既に仕口を掘って切り出してフィッティング済ですので付けるだけです。

追加する土台を平面図面イラストで表示

実際はこんな感じです。
手間は新規で打った基礎の一部です。
では、付けていきます。

土台取付対象位置

根太ボンドをべったり塗布します。

根太ボンド塗布

取り付ける補強土台側にも塗布します。

挿入土台側にも根太ボンド

基礎パッキンを敷いてはめ込み
8mmのドリルで下穴を空けます。
ギチギリに硬いのでドリルなんかでは動きません。
落書きが酷いですが、これは元々別の場所で使おうとしてボツにした材料です。

基礎パッキンを敷いて土台はめ込みコーチボルトの下穴を空ける

M12コーチボルトを丸座金と一緒にねじ込みます。

コーチボルト捻じ込み

周辺に金物が既にある事と土台が古い事から1本留めにしたのですが
2本のがよかったかなぁ・・・

土台完成

転びをチェック大丈夫です。

転びチェック

上から見るとこんな感じです。

真上から見た追加土台

既存土台と補強土台の断面図は誇張してますがこんな感じです。
既存土台は右に傾いているので上に隙間がどうしてもできてしまいます。
傾き分を削って垂直にする事は経験上ぼほ不可能だったので
根太ボンドをコーキングの如くぶち込んでいます。

転んでいる既存土台と水平垂直に入れた土台の関係イラスト

金物を付けておきますね。
ビスは周辺まとめて打ちます。

土台コーナーに金物

土台を切る

元々押入れと居室だった場所で基礎と土台がありました。
ユニットバスを設置するのに邪魔になるので周りを固めてから撤去としていてようやくその時が来ました。

今から初めて土台というモノを切ります。

ユニットバス設置位置

ノコギリを入れます。
いや、切る事自体は簡単なんですけど

既存土台きノコギリ

パーツの重要性がハンパないんで・・・
こっちも切れました。

既存土台きノコギリ

撤去完了、感慨深いです。

土台撤去完了

撤去した土台です。
「大栄木材」とあります。

撤去した土台

危ないのでアンカーボルトは切断しておきました。

アンカーボルト切断

ここの基礎は元々割れていました。
塞がってるのは土間打ちしたとき気休めにエポキシ系のコンクリート補修材で補修した跡です。
意味無かったなぁー

割れた基礎

やっとユニットが入りそうな感じになってきました。

ユニットエリア全体

土台の上に土台

ここは以前既存土台と新規土台を繋いだ箇所です。
既存土台に仕口をはめるため上を切り欠く必要がありました。
切り欠いた所に土台をもう一段挿入したいと思います。

短い土台を入れた部分

先にビス留めして

入れた土台にビスを打って固定

こっちも

入れた土台にビスを打って固定

採寸、切断した材料を入れます。

上にもう1本土台を挿入

ガッチガチなのでちょっとずつハンマーで叩いて完了。

ハンマーでコンコン少しづつ入れる

綺麗にハマりました。

2本重ねた土台

座掘りします。

座掘り

座掘り完了。

座掘りOK

下穴を空け、コーチボルトで留めました。

コーチボルトで一体化

両脇の柱と15kNの金物を取り付けました。

オメガコーナー15kN両側に2枚

既存柱の貫跡を補修

土壁の柱は穴だらけです。
土壁には強度を確保しつつ壁をもたせるため、貫という部材が柱に穴を空けて入っています。
小舞竹の穴はまだ浅いんですが貫の穴は深く連続する壁なら貫通している場合もあります。
ちょくちょく埋め木して補修してしてるんですが貫の穴が一部金物のビスに当たってしまいましたのでビスをおあずけして補修します。

貫は穴が荒くて寸法もバラバラです。
なので大体の寸法で切り出して根太ボンドをべったり付けて叩き込み余った分をノコギリで切ってしまいます。

柱埋め木

大量生産

柱埋め木大量生産

テキトーだと早い早い、あっという間でした。
この施工スピードがいつも欲しいところです。

柱埋め木どんどんやる

あっという間に終わりました。

柱埋め木3箇所OK

翌日まで放置です。

ホゾの空間も埋め木

つでに切断した土台で露わになった柱のホゾ空間に端材を叩き込んでおきます。

柱のホゾ隙間

同じく根太ボンドをベタベタに入れて突っ込みます。
もう木目とか無視。

柱のホゾ隙間に埋め木叩き込み

余った分をカットして

柱のホゾ隙間に埋め木叩き込みOK

ハイ出来上がり。

柱のホゾ隙間に埋め木叩き込み完了

ビックな梁にビックな梁受け材

耐力壁施工中ですが横方向の力で転ばないようにここにも端材があるので梁受け材として入れておきます。
ちょっと気になるのは大きすぎないかって事です。
200mmの梁せいに150の受けって350mmになるじゃん・・・と思いながらでしたがせっかく上手く寸法があるのでここに使いたいと思います。

梁受け
梁受け

今回はここまでです。

今回の施工場所写真

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