昭和感漂う狭小風呂を撤去 DIYリフォームで新しい場所にユニットバスを設置 (Chapter1) -構想編-

昭和の風呂をユニットバスへ変更 風呂場構築

本物件の風呂場は浴槽は狭いホーロー製・土壁に腰までのタイル貼り、土間は丸いタイルを敷き詰めた昭和の風呂です。
1988年のリフォームで環境の向上を図りはしていますが、間取りはもちろん基本的な仕様は変えられず不便さ極まりないこの風呂をアップグレードしても良い生活は得られないとの判断につき
風呂場を解体して別の場所に脱衣所とユニットバスの設置をしたいと思います。

世代別間取遷移

建築当初を「旧々」、1988年のリフォームをした今の間取りを「」令和のDIYリフォーム(今構想段階)を「」と呼称する事にします。

建築当初の1階間取り図面

建築当初の図面です。

1988年リフォーム後の1階図面

1988年リフォーム後の今の状態を表す図面です。

脱衣所とユニットバス設置構想図面

新しい間取りです。赤枠の部分に脱衣所とユニットバスを設置する予定です。

元風呂場の8割程をキッチンパントリー(食品庫)にする予定、中央部屋の和室にある押入れを脱衣場に、そして1988年頃リフォームで拡張されたリビングの一部をユニットバスの設置場所とします。

旧々
風呂場風呂場キッチンパントリー(食品庫)
和室押入れ和室押入れ脱衣所
洋室押入れリビング一部ユニットバス(サイズ1216)

間取変更における構造体の追加・補強の必要性

脱衣所とユニットバスについては柱面から下(図面上)に400~500mm程度張り出して間仕切りを立てる予定です。
部屋(LDK)が狭くなりますが、その分風呂場の一部をLDKの一部とする予定です。

現在と予定の間取り変更の差異


また、この施工を成功させるには柱の撤去とそれに伴う梁・柱の増設・補強を行った方が良い施工になると思います。
設計士の方に伺ったところ「間仕切りのみでも問題ない」との見解も頂きましたが、こちらは現時点では未定とします。

旧風呂場の概要

昭和って感じの風呂です。
風呂釜は既に故障、別途湯沸かし器は後付けシャワーと連結され使用可能。

しかしながら浴槽がホーロー製、未使用期間が長くなり錆びも出てきています。
昔、父親が何度も防水のコーキングしていたり、父親が引っ越した後、当方が小さな穴をパテで補修した事もあります。

窓は木製、壁は土壁・ドアは1988年にリフォームした時に付けられた折れ戸。
脱衣所がなく廊下で着替えるという間取です。
今考えるとよくこんな風呂に入ってたなーという気持にもなりますが、当時はこれで「お風呂最高!!気持ちいい!!」でした。

昭和感漂う狭小のホーロー風呂

建築当初から基本的に変わっていません。
1988年のリフォームででシャワー・湯沸かし器・折れ戸への交換くらいです。

土壁・木窓の昭和感漂う風呂場

内側は土壁で木製の通気口と窓が付いています。

廊下に面した昭和感漂う風呂場入口

脱衣所がないというどこかのTV番組にリフォーム依頼したら「服が脱げない家」とか題名付けられそう。

旧風呂場 設備一覧

アイテム内容経年状態
浴槽ホーロー製50年錆び・穴あり、狭い
土壁50年へこみ・傷ありだが概ね良好
タイル50年ヒビ・割れあり、補修コーキング跡多数
擦りガラス・木枠50年古い、防音・断熱性能皆無
風呂釜据え置き型ガス湯沸かし器50年建築当初から建物にひっついている
既に故障
シャワーシャワーヘッド32年1988年リフォーム時に取り付け使用可能
照明電球50年ガラス製外装照明
アルミ枠くもりガラス入口折れ戸32年1988年リフォーム時引き戸から交換

和室 押入れ→脱衣所

1階中央にある和室の押し入れを解体して風呂場の脱衣所にします。
この脱衣所には洗面台も置く予定です。

現在の1階間取り図面の押し入れ

脱衣所にする予定の中央の和室に隣接する押し入れの場所です。

実際の押し入れ

実際の押し入れです。昭和感漂う造りとなっております。

1階中央和室押し入れの床下

押し入れの床下です。

押入れ解体にビビる

ネットでも同クラスの築年数、在来工法同戸建の押入れの解体についての記述を幾つか拝見しました。
「基本的に棚板を切っても大丈夫」という記述が多数でしたが、だからといって「本物件も同様とは限らないかもしれない」との懸念もありました。
実は建物を支えていて解体したら家が崩れた・・・大けがした・・・とかないよね?・・・とビビり
本職の大工さんに聞いたところ「解体しても大丈夫、問題ない」との事でした。

リビング一部→ユニットバス(サイズ1216)

1216サイズユニットバスイメージ

風呂の引っ越し場所

建築当初は押入れでした。
子供の頃よくここあった押し入れに入ってワクワクしていました。
理由は?と問われると秘密基地のにいるような心境だったからです。

1988年のリフォームで一部柱が撤去され、押入れが解体されて父の書斎!?となり畳敷き和風リビングとして機能していました。

リビングの一部になっていたユニット設置予定場所

昔は父の机がありました。

ユニットバス設置場所を含むリビング全体

和室リビングの端がユニットバスエリアとなります。

設備屋さんと打ち合わせ

知り合いから紹介してもらった設備屋さんに来てもらいました。

私<br>

ここにユニットバスが設置したいです。

ユニットバス設置構想図面
設備屋さん
設備屋さん

床を解体してみないとはっきりとは言えませんが
サイズからいって1216サイズですね
土間コンクリートを打たないと設置できません。
当社で行う場合およそ6万でできますが、どうしますか?

私

そうですか、解体も土間コンクリートも自分でやります。

設備屋さん
設備屋さん

わかりました。
まずは設置場所の解体が済んだら状況を確認しに来ますので
ご連絡ください。

私

わかりました。

1216って何?

ユニットバスのサイズ表記なんですが「1216」は1200mm x 1600mm の事だそうです。
知りませんでした。

設置できるユニットバスのサイズ

長手の寸法が柱芯で1800mm程になりますので設備屋さん曰く横サイズは1600mm確定だそうです。
短い方として扱いは可能ですがそうなると非常に大きな面積をユニットバスに割かないといけなくなりリビングの機能を著しく損なう事になりそうですのであまり検討の余地は無いかもしれません。

実際にショールームでユニットバスを確認

お風呂は生活で非常に大切なアイテムです。
業者の方にとっては多くの客の中の1つで人の家当方にとっては自分の家、施工者とユーザーには大きな視点の違いがあります。
ユーザー目線で検討に検討を重ね納得できないとDIYをしている意味があまり無いように思いますので、設備屋さんの話だけを鵜呑みにしてハイわかりましたとかは言いません。
なので実際にTOTOのショールームに行って風呂に入ったりして確認しました。

結果、「全然不自由なし」との結論でした。
1216サイズ採用!!

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