コンクリートを打設するのは今回で3度目にはなりますが今までは20cm四方くらいの小さな施工でした。
今回は当方としてはかなり大きい方です。
打設予定の土間コンクリートは既存の布基礎が通っている場所に打設します。
ここは建築当初押入れだった所で床の解体が完了し、掘削から墨付け、採石投入、ワイヤーメッシュ敷きまでの作業を記載しています。
今回の打設対象
レベル出し
設備屋さんの指示は「ユニット床面から350mmで土間の仕上がり面にしてほしい」ということですのでそうなるようにします。
採石は100mm、土間コンクリートは80mm。
高さの合計は350mm + 80mm + 100mm = 530mm
つまり、ユニットバスの床面から530mmまで掘削すればOKということになります。
レーザー墨出し器でユニット床の高さに木材を打ち付けて位置を決めました。
掘削
既存基礎のフーチングが邪魔でこれ以上深く掘れない
もうフーチングが出てくるとか基礎低っ・・・
既存基礎周辺はフーチングが出てきて掘削の深さに限界がありました。
目荒らし
既存基礎に密着させる形でコンクリートを打設するのでディスクグラインダーで表面を削って密着力を高めます。
墨付け
上は土間コンクリートを打つ高さ、下は採石の高さ。
既存フーチングから上の厚み確認
フーチングがあっても土間仕様の厚みは80mmは十分確保できる状態です。
採石投入・転圧
転圧すると採石が下がる

これはいいこと
採石が墨のラインにくるまで投入→転圧を続ける

ワイヤーメッシュとピンコロ石を敷く
初めてメッシュを敷きました。
何かそれらしくなってきました。
コンクリートスペーサー(ピンコロ石とかいうそうです)でメッシュの高さを調整します。
このピンコロ石は3パターンの高さ調整が可能で立てる面を変えると40mm・50mm・60mmと状況に合わせて対応できます。

ワイヤーメッシュを切断しました。

切断したワイヤーメッシュを敷いて下にピンコロ石を置きました。

土間コンクリートの厚みは80mmでピンコロ石でワイヤーメッシュを40mm上げ、打設位置の墨まで40mmなのでOKです。
基礎の亀裂を一応補修
この基礎は使わなくなるのですが一応エポキシ樹脂で補修しておきました。

次回「初めての土間コンクリート打設 #後編」へ続く。
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