ダイニングキッチン 防音対策 勝手口のドアをガチで埋める 〜合板&遮音シート〜

勝手口ドアの遮音施工の4カットビフォー・アフター ダイニングキッチン

昔勝手口だった所がリフォームで隠されて今まで来ました。ですが塞いだ事で状況を見えなくして事態の悪化にも気付かないようになりました。
何でこうなんだろ?こんな事なかった筈なのになぁーとか色々現象は出ていても原因が分からないので「そんなモンだったのではないか?」という気になって順応していくんです。
でも、問題解決したってまた新たに出てくるし・・・知らぬが華とは本当によく言ったものです。知らない・見えないならそこに無いと(有ると)感じられるならそれが真実だろう
と思いたいんですが、見てしまったら、わかってしまったら、バレてしまったらもう誤魔化せないですね。
その時はもうそれが真実として見えているのだから。
また戻れるといいのにね。

さて、ポエムはこのくらいにして、1998年のリフォームでここにあった土間と勝手口が塞がれました。
ドアだったので土壁は無く、周囲より防音性能が劣りますので別の場所にを施工した隣に貼った遮音シートの残りを使用して防音性能を高めたいと思います。

元勝手口

勝手口の事はすっかり忘れていた

上述の通り勝手口は塞がれていて、これはリフォーム着手のためクロスを剥がした後です。

1988年のリフォームで壁になった

DIYでリフォームに着手してダイニングキッチンの床を解体して

ダイニングキッチンの床解体

見えた土間で勝手口を思い出し
壁を剥がしてドアの色や模様を思い出しました。
洗濯機があった事やすぐ横におやつの戸棚があった事など。

ダイニングキッチンの壁解体

ここは記憶によると全面土間だった筈で理由不明ですが一部欠けています。

土間出現

かなりビックリした件

そんな事はどーでもいいとしてここに驚愕したんです。
柱がプラプラです・・・
効いてない柱に何か意味あるんでしょうか?

腐った柱
ダイニングキッチン4 腐った柱を発見
ダイニングの柱下が朽ちてました。最早荷重がかかっていない当該柱をこのまま見過ごすわけにいきませんので何らかの対策を考えていきたいと思います。

そこで補強工事

朽ちてた箇所を切断してジャッキアップして土台を形成

柱切って土台を作って乗せた
ダイニングキッチン7 腐った柱を切る!! #アップグレード編
勝手口のドア枠だった2本の柱は地中に直接立てられており挿さっている部分は経年で朽ちていました。上は部屋があり随分前から何故か足音が響いていたのでおそらく朽ちた事で柱が効かなくなっていたんだと考えられ土台を継いで柱を効かせ基礎を打つ事で建物の強度を上げ、2階からの響きも無くしたいと思います。

鉄筋を配筋して型枠を組んで

柱を乗せた土台下に鉄筋を組む
ダイニングキッチン17 補強基礎完成 〜型枠取り外し〜
一人で打設するためコンクリートミキサーを調達し人生最大量1リューべ弱のコンクリート打設をしました。季節は夏場でコンクリートの硬化が早い早い・・・終盤意識が何度か遠退き細かいミスをしましたが何とか終了させました。打設から養生期間8日を経て本日型枠を取り外します。

基礎を打ち直しました。

柱を乗せた土台下に鉄筋を組んで基礎を打った
ダイニングキッチン16 コンクリート打設 〜意識が飛びそうだった〜
知人たちにはフラれましたが今回はコンクリートミキサーという強い味方がいます。この味方のおかげで作業負担がどれだけ軽減されるのか期待しています。季節は夏ということで室内でも暑中コンクリートという事になるのでしょうか?涼しくなるまで待っていられないのでコンクリートの温度をなるべく上げず作業を行いたいと思います。

補強土台をはめて

柱を乗せた土台下に鉄筋を組んで基礎を打って土台をはめた
ダイニングキッチン19 土台設置1
築50年の我が家をDIYリフォームしようと床を剥がしたら基礎が3箇所割れていました。基礎補強をしようと決意して作業を進めていきましたがかなり大変でしたがようやく土台を取り付けるところまで来ました。

アンカーボルトとコーチボルトで周囲と一体化

柱を乗せた土台下に鉄筋を組んで基礎を打って土台をはめて現在に至る
ダイニングキッチン23 土台設置5 ~土台を固定~
床を貼り替えるはずが基礎補強からになってしまいようやく補強土台を取り付けます。上に柱を立てられない事が残念なくらい元の土台より何倍も強固な補強になりました。前回基礎の高さ調整・土台の加工が済み取付します。

これで無事柱が効くようになりました。

そして今の状態

勝手口のドアの表面にあったベニヤは触るとバリバリ簡単に剥がれてもう剥がれないレベルはこの状態です。

旧勝手口ドアのドア下地

遮音シート

これが端材の3mm厚遮音シートです。
無駄なく使いたいです。

3mm厚遮音シート
風呂場跡を再生 壁編2 防音対策 3mm厚の遮音シートを貼る
この面は防音を重視しています。前回空気層を確保しつつ合板貼ったら太鼓現象なのか外の音がクリアに聞こえるようになってしまい湿気は両側に拡散してくれる事を期待しリスク覚悟で空気層を止め断熱材パンパンに充填して合板を貼り現象を食い止めました。この容量で残り1スパンにも合板を張ります。

合板を加工

「扉の下地の高さまで合板で埋め尽くす」これが最初のミッションです。
9mmや12mm合板、23mmn厚の廃材など使えるものは無駄なく使ってドアのヘコミを埋めます。
この汚い走り書きを見て加工していきます。

元勝手口のドアへ貼り付ける木材の寸法

古い材料から新しいけど余っていた材料など使えるものは全部使います。

合板加工1
合板加工2

加工完了しました。
順番通りに置いておきスムーズに貼れるようにします。

合板加工済み

道具段取

道具と材料が素人でも想定出来る範囲なのでシャッと段取り出来ます。

常圧ホース・常圧タッカー・ステープル・カッター・根太ボンド・インパクトドライバー

勝手口の木部厚みを確認

このドア厚み何ミリなんだ?
ビスは何ミリのを使える?
確認のため千枚通しを刺します。

千枚通しでドア厚みを確認

9mmだったのが痩せて8mmになったのかこのドアの厚みは8mm以内と考えておきます。

確認したドアの厚み

合板埋め(1層目)

合板を1箇所につき複数枚貼って埋めていきます。
ここは今は有りませんが元々ガラスが有った窓でモルタルを遮るシートが表面に露出しています。
一番着きにくそうです。
根太ボンドを塗りたくって

元窓に根太ボンド塗布

貼って、周りをビスで留めます。

元窓に木材貼り付け・ビス留め

1層目の合板厚みは概ね12mmです。
予め加工しておいた合板をタッカーで留めていきます。

合板貼り付け1層目 ビフォー・アフター1

どんどん進めます。

合板貼り付け1層目 ビフォー・アフター2

合板埋め(2層目)

2層目は9mm合板でず。

1層目合板貼り付け完了

要領は同じ。
貼る。貼る、それだけです。

合板貼り付け2層目 ビフォー・アフター1

2層目完了。

2層目合板貼り付け完了

遮音シートを貼る

端材は限られています。
隙間は空かないように重ねつつタッカーを打ちまくります。
上手く貼って少しでも遮音性をアップさせたいです。

3mm遮音シート貼り付け

遮音シート貼り完了

基礎も打ったしドアもガチで埋めました。
もう勝手口ドアが隠れているんじゃなくて勝手口のドアは壁よりも壁になった。

3mm遮音シート貼り付け完了

狭い範囲の工事だったし、段取りもしていたので終始スムーズに施工出来ました。
いつもこうだったらいいのに。

防音・遮音効果は?

この辺りからの音はかなり軽減されました。
ただ音は回り込みますので今まで聞こえなかった方向から音がする場合があります。
防音の穴やネックを解消しながら音の回り込む場所も少しづつ潰していきます。

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