水洗化で壊された基礎5 ~基礎補修を決意~ 1日3時間、最速3日でやってみる【3日目】コンクリート打設

鉄筋・型枠状態から基礎打設までのビフォー・アフター その他

現在は使われていない汲み取り式便所跡の基礎が水洗化工事で穴だらけにされていました。
基礎を作るのは面倒くさくって無視していましたが気持を切り替えて1日3時間3日で終わらせる事を目標に着手して鉄筋・型枠まで組みました。
今からコンクリートを打設します。

打ち継ぎボンド

2液エポキシ系のコンクリート打ち継ぎボンドを調合します。

コンクリート打ち継ぎボンド軽量

攪拌して出来上がり。

コンクリート打ち継ぎボンド撹拌

ハケやブラシを駆使してコンクリートが接触する箇所に届く限り塗布して
届かない箇所は手袋越しに手で塗っていきます。

コンクリート打ち継ぎボンドを打設面に塗布

ハイフレックス

ボンドを塗布出来なかった箇所への代替措置として気休半分で上からハイフレックスを散布していきました。

ハイフレックス散布

散布完了。

壊された基礎補修のとブロック基礎補強のための打設準備完了

コンクリートミキサー起動

セメント2袋弱なので手練りしようと思っていましたが打設位置が狭いのでミキサーで練ってから分割して運ぶ事にしました。

コンクリートミキサー

コンクリート打設

打設開始です。

コンクリートミキサーでコンクリートを練る

打設終了
これは直後の写真ですがいつも
コンクリート事ばかり考えて写真を取る事を忘れがちです。
今回も途中の写真がありありません。

コンクリート打設完了

この基礎天に土台は乗りませんが1時間1回ペースで均していきました。

立ち上がり打設面1
立ち上がり打設面2
立ち上がり打設面3

レイタンスを含んだ水が浮いて来ました。

コンクリートレイタンス浮き始め

3回均す頃には水も引いてコンクリートも締ってきました。

立ち上がり均し1
立ち上がり均し2
立ち上がり均し3

後で切断するブロック基礎の方向へ念のため弱い勾配を付けておきました。

基礎土間面に勾配を付けておく

フーチング部の何割かには未だ水が浮いていますが実害は全くないのでもう終了します。

壊された基礎補修のとブロック基礎補強のための新規基礎打設完了

養生して帰ります。

コンクリート養生

心配な点

1点心配事があります。
外壁側の土台を下から支持しているU字溝フタと打設したコンクリートの間に隙間が出来ないか?
という点です。

こうなってたらヤだな・・・

ジョイントが上手く付いていなかった場合のイメージ

外壁側のココが心配な箇所です。

ジョイントが付かない心配がある場所を断面イラストで解説

コンクリート板


この方法を始めた時は鉄筋入りのコンクリート板を自作していたのですが手間がかかるので既製品のU字溝フタにチェンジしました。

以前(自作)

こんな感じで型枠を作りコンクリートを流し込んで作ったんです。

自作したコンクリート板 打設直後
自作したコンクリート板 7日後型枠取り外し
基礎追加 廊下編3 ~解体・捨てコン~
間取り変更に伴い壁と扉ができる箇所には基礎があった方がいいだろうということで基礎を作ります。また、既存基礎でブロックを使用している部分があり強度に不安がありましたので変更できる範囲で鉄筋コンクリート造に置換していきたいと思います。

今(既製品)

今回は面倒だったのでU字溝のフタを加工して流用しました。

U字溝のフタ


以前同じ方法で施工したときは両側にコンクリートを流したのでこの心配はありませんでした。
今回片方のみ打設は初めてです。

今までと今回のコンクリートが流れる場所の違い
外構工事 ブロック塀撤去及び、基礎追加・土間打ち
我が家の外回りには基礎が無い箇所があり一部建物が宙に浮いています。浮いている部分の桁に亀裂が入っておりこれはマズイという事で基礎を新規で打つ事にしました。

あと、形状が直方体ではない事も流動性の低下を招きそうです。

自作コンクリート板とU字溝フタで仕上がりの差が出来る懸念


直方体な駐車場の車止めを流用というのも考えたんですが鉄筋が入らないエリアが増え弱くなると思いますので却下しました。

試していませんが車止めに穴を空けて鉄筋を挿す事ができるなイケそうですが100mm角の車止めにドリルを使ったら割れるのではと思うんです。

車止めを流用した場合の疑念

ちなみに25mm x 100mmのU字溝フタに12.5mmのドリルで穴を空くのか試したら割れました。

U字溝フタに穴を空けようとして割れた
12.5mmのコンクリートドリルで厚さ25mm幅100mmのU字溝フタに穴を空けようとして割れた

振動オフなら割れなかったのか
100mm厚なら割れないのか試していませんので分かりません。
中にメッシュが入っているはずなのでドリルがメッシュに当たると確実に割れそうです。

行った打設手順

どうやってコンクリートを打設したかというと

まず一定レベルまでコンクリートを注いで

一定のレベルまでコンクリートを打設したイラスト

コンクリートが沈まなくなるまでバイブレーターをかけました。

コンクリートバイブレーターを使ったイラスト

一定のレベルからは砕石は少な目で入っていても小粒でモルタルに近い状態に徐々にしました。
そして最後の仕上げに表面へモルタルを流し込みました。
砕石は下へ落ちていくので流動性の高いモルタルが上部にとどまっているというイメージです。

一定レベルから上の材料構成を変えて流動性を高めた

実害は?

3方全て下からコンクリート板で支持して生コンクリートを注いでいるので全方位問題なんですが特に外壁側は見えるし庇はあれど雨風に晒されます。
強度低下は当然として、耐久性も中の鉄筋がサビて経年で爆発するかもしれませんし、見た目も悪いです。
もしそうなっていたら補修という事になりそうです。

打設が失敗していたら外に面している基礎に問題が発生する懸念

イケると思うんだけど・・・

私のイメージでは
上部モルタルの重量で上から圧力がかかり結果隙間を埋める。
そして細かい隙間は板とコンクリートが表面張力でくっつきモルタルが毛細管現象で埋まっていく・・・?!
水ではありませんが・・・

重力と圧力・毛細管現象でコンクリートが上手く廻る?というイメージ

そう信じたい・・・
コレを書いている現時点では結果が出ていません
結果は1週間後です。

3時間3日の目標は?

時間の目標達成ならずでした。
9時間では済まず15時間以上かかりました。
結果論ですが今回は少し無理めな目標だったかもしれません。
でも素人としては早くは終わったのではと思います。

day作業時間
1日目3時間
2日目6時間
3日目6時間
合計15時間

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