アンカーを付けて、更にアップグレードしました。
今後の施工でアンカーを付ける可能性が高いと判断し経験値を得るためやってみます。

補強の長さ中心から両方へ450mm振って(アンカーの間隔は900mm)2本立てました。
ここまで来たら…どうせやるなら
ずっと気になっていたんですが、勇気が出なかった事があります。
それは、基礎に穴を開ける事。
構造計算はできませんが、穴を空けて鉄筋を入れれば強度は向上するはず。
しかし、「素人がそんな構造体にダメージを与えてできるの?!ダメだろ?」
って、「そんなリスクは冒せない」という結論を出す自問自答のくり返しを何度かしていました。
そんな自問自答を繰り返すくらい気にはなっていたんです。
勇気を出して穴を開ける
方法
開けた穴にエポキシ樹脂のKモルタルを充填し穴に鉄筋をねじ込む。

12.5mm径のコンクリートドリルで穴を開けます。
穴の長さは40mmとしました。
理由は以下
- 「ビスが木材に入る長さは最低3割~4割要る」という教えに基づいておよそ100mm厚の基礎に40mm
- 開けすぎるのが怖かった
です。
※後述ですがおそらく長さが足りてません
仮付け

Kモルタル充填
これは良くない施工
後述ですが、この場合「ケミカルアンカーPGタイプ」を14.5mm径のドリルで90mmの下穴を開け使用するのが良いと思われます。
この施工当時は本知識がありませんでした。
ケミカルアンカーには様々な種類がありますがPGタイプはハンマーで施工できるの手軽さが素人当方には良いと考えます。
Kモルタルもケミカルアンカーと同様にエポキシ樹脂製品であり、Kモルタルは基礎補修に使用できるので類似の効果は期待できるのではないかと存じます(願っています)。
但し、同等程度の接着力が、もしあるとしても穴の長さは40mm足りていません。
なお、「あと施工アンカー協会」の技術担当の方にもご相談させていただいた事がありますがお話の内容は「補強の鉄筋は正しい施工要項で施工するのが理想的」ではあります。
要件に満たない施工は、確かに耐力が落ちてしまうが家の持ち主が自分で行う工事では
場合によってはこの限りではないのではないですか。
つまり、自分でやる分はだれも文句言わないし大丈夫ですよ
しかも元々無筋基礎だったんでしょ?鉄筋入れて補強なんだから全然OKじゃないですか?
って事かな?

ひとまず出来上がりました。
一晩おきます。
翌日、更に欲張って
下にもう一列鉄筋を挿していこうと思います。

ドリルが入らないので型枠を一旦外します。

型枠を外しました。

仮付けで確認。

昨日のブラシはユニエポが固まってしまい使えなくなってしまいました。
今度はちゃんと洗って再使用できるようにします。

完了しました。
フーチングの「かぶり」チェック
土に埋まる可能性のある箇所は、かぶり50mm~60mmが理想なようですが、ディスクグラインダーでカットすると大量の鉄粉が飛んしまうし、もう面倒なのでこのまま行きます。
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