【窓工事】はじめて窓を取り付ける#5 モルタル壁の出来栄えと初めての窓コーキング DIY費用まとめ

DIYで作り直した出窓とモルタル壁 窓工事

家の角に筋交いを切ってまで付けられていた後付け窓は今回筋交いを復活させたので使えなくなりました。
元々窓は無かったのでそれはそれでよかったんですが、後付け出窓というレガシーを活かしつつ換気窓くらいは設けておこうと考えて既存の引き違い窓を撤去した代わりに筋交いの隙間へ縦すべり出し窓を設置することにしました。
窓なんて付けたこと無かったんですが何とか取り付け、外壁へモルタルも塗って養生までいきました。
今回はモルタルの養生を外しコーキングをして完成、最終的な窓の出来栄えの評価、要した費用などを掲載しています。

前回はこちら。

【窓工事】はじめて窓を取り付ける#4 モルタル壁を塗るぞ!!
耐震補強したら既存の窓が使えなくなりました。窓を全塞ぎしようかと思いましたが筋交いの隙間に窓を作る事にしました。生まれて初めて窓工事中です。
  1. 養生を取る
    1. モルタル壁 ジョイント下の出来栄え
    2. モルタル壁 ジョイント上の出来栄え
    3. モルタル壁 横の出来栄え
  2. サッシ周りの目地棒を取る
  3. 出来上がった目地の寸法をチェック
  4. モルタル壁の出来栄えは
  5. 窓の防水コーキング(シーリング):道具の準備
    1. マスキングテープを貼る
    2. コーキングプライマー、ゼリーになる
    3. コーキングプライマーって製造から12か月でアウトだった
    4. 製造から3年以上経過したプライマーだった
    5. プライマーを目地へ塗る
    6. 下塗りと上塗り間に隙間が出来てた
  6. 初めてのコーキング開始
    1. コーキングヘラで押し込みながら均す
    2. 角メッチャ難しい
    3. テンパった素人の仕事跡
  7. もうワンチャンくれ
  8. 初めてのコーキング何とか終了
  9. 最も悲しい出来事が起こる
  10. コーキングに再チャレンジ
    1. 増し打ちできるコーキング厚は如何ほどか?
    2. このヘラがコーナー用
  11. 増し打ちコーキング開始
    1. 【信じたくないけど】余計に酷くなった?
  12. 【下地補強忘れ】モルタル壁のクラック
  13. 降雨テスト
    1. 降雨状況:中
    2. 降雨状況:強
  14. 比較してみる
    1. ガイド付き VS ガイド無し
    2. 初 VS 今
    3. 外側のビフォーアフター
    4. 室内側のビフォーアフター
    5. 未来 VS 現在
  15. はじめて窓工事をした感想
  16. DIY窓工事のハードル
    1. 第1のハードル:窓の価格が高い
    2. 第2のハードル:窓の構造が分からない
  17. 出窓再作成コストまとめ
    1. 作業時間詳細
    2. 材料・費用詳細
  18. 窓工事をDIYする事について
    1. メリット:安い・自由・楽しい
    2. デメリット:手間・自己責任
    3. またやりたいか? → 微妙
  19. 【妄想】プロへ依頼したらおいくら?
    1. 【妄想1】プロ価格:相手先の規模が会社
    2. 【妄想2】プロ価格:相手先が個人事業主の方
    3. 【妄想3】プロ価格:一式工事としてならおいくら?

養生を取る

モルタル上塗りから10日経過したので
先ず全体を覆っているビニール製のシートを取ります。

うーん…今まででは一番いい感じ。
出来栄えは駆け出しの左官屋さんくらいには見える?

モルタル壁 ジョイント下の出来栄え

下部の既存のモルタルとのジョイント部分は木材で新しいモルタルはここまでっていう「境界兼受け」を作って直線を出しておきました。

木も取ると…
うーん悪くない。

まぁまぁ思い通り。

モルタル壁 ジョイント上の出来栄え

上は既存のモルタル壁が外へ傾いていたので削ってジョイントにはモルタルを盛って小さな屋根のようにして繋ぎました。

木を当てていた箇所は毛羽立ちがあり質感もちょっと違いますがこれは塗装で何とでもなるかと。

バリはヤスリで削っておきます。

モルタル壁 横の出来栄え

横は垂直に木を当てて角と面を出しています。
打ってたビスを外して

いい感じで角が出ています。
尖っていますのでヤスリで面を取っておきます。

サッシ周りの目地棒を取る

今度はサッシに廻した発泡タイプの樹脂製三角目地棒高さ15mmを取っていきます。

思ったより簡単には取れない…
ヘラでモルタルに圧が掛かって角が欠けてしまった…ヤベぇ慎重に外さねば…

目地棒を何か所かはカッターで切ったりすることになりましたが何とか撤去できました。

出来上がった目地の寸法をチェック

目地棒が外れたので目地の幅チェック。
15mm:OK

奥行は15mm以上
消費した軽量モルタルの量から逆算すると壁厚は17mm程あるかもしれないと思っていました。

モルタル壁の出来栄えは

仕上がりは素人にしては悪くないと思います。
まぁ私に左官技術があるわけではなく基準に沿って板を滑らせただけなんですけどね。
でも、綺麗な仕上がりは気分いいです。

サッシに養生テープを貼って目地コーキングに備えます。

窓の防水コーキング(シーリング):道具の準備

窓廻りの目地にコーキングをします。
外壁補修のコーキングは経験済みですが、よく考えたら窓のコーキングは初めてでした。
用意した道具と材料は以下

  • コーキングガン
  • 刷毛
  • コーキングプライマー
  • 養生テープ
  • ノンブリードタイプ変性シリコン
  • マスキングテープ
  • コーキングヘラ
  • 金ブラシ
  • ケレンヘラ(皮すき)

マスキングテープを貼る

シーリング材がはみ出てもコイツが犠牲に汚れてくれて
剥がすと直線でシーリング材が残ってくれる素晴らしいマスキングという技術とそのテープ。

これをサッシ廻りに貼り、更に2面接着になるようにボンドブレイカーとして目地の奥にも貼ります。

これでいい筈。

コーキングプライマー、ゼリーになる

タプンタプン…缶を振ったらおかしな音がしました。
???と、思いつつ開けるとコーキングプライマーが振って飲むゼリージュースみたいな状態に。
刷毛ですくっても跳ね返される…もうこれは使えんわ…

急遽ホームセンターへ出向いて新しいプライマーを入手。
しかし今までこんな事はなかった…開封してからそんなに経ってないんだけど

コーキングプライマーって製造から12か月でアウトだった

セメダインMP-1000の主成分は1液ウレタン樹脂系で主溶剤は酢酸エチルと酢酸ブチル(さっぱり分からん)だとか。
で、セメダインのMP-1000の使用有効期限は製造年月日から12か月だった…
知らんかった…

セメダイン プライマーMP-1000の有効期限は、未開封時は製造から12ヶ月です。開封後、未使用時は当日内に使い切るのが望ましいです。保存状態が悪いと、性能が劣化することがありますので、注意が必要です。

ヤベェ!!期限完全に過ぎてた

しかも開封したら当日内に使い切る事が望ましいだと…常識的範囲でも1週間~10日ってとこかなぁ

左は買ってきた新しいヤツ「241008」と刻印、右は凝固してた古いヤツ「220201」と刻印。

製造から3年以上経過したプライマーだった

レシート調べたら、コイツ2022年7月15日に購入してました。
購入後未開封で冷暗所保管、2025年4月8日開封、コーキングで使用。
更に2025年4月11日にラス網に塗布、ここまで普通にサラサラで問題なく?使えました(というか使ってしまった)。
※缶に垂れた薬剤は使用毎ちゃんと拭いてキャップして保管
そして凝固を発見したのは開封から17日後の2025年4月25日。

コーキングで最も大切なこのタイミングで凝固してくれててよかった。

プライマーを目地へ塗る

気を取り直してサッシとモルタルのコーキング2面接着のためモルタルへ開封ホヤホヤ新品のコーキングプライマーを塗布

何かノンブリードタイプの変性シリコンはコーキングプライマーが不要だとか何とかAI混じりの検索結果が言ってるけどホントかよ…怪しいから信じない

下塗りと上塗り間に隙間が出来てた

上塗り時、サッシの際へモルタルへの圧力が足りなかったようで、隙間ができています。

もっと際を意識して鏝に圧力をかけて塗らないといけなかったようです。

初めてのコーキング開始

コーキングガンでシーリング材を充填していきましたが何だか不格好だし素人仕事丸出しで美しくない。

まぁ素人なんだけどさ。

コーキングヘラで押し込みながら均す

ヘラで目地へ圧力をかけながら均していきました。

が、全然上手くいかない…
イメージと違う…

角メッチャ難しい

角って難しい。
コーナーで上手く曲がれずクラッシュ連発。
何度もトライするけど大して出来栄え変わらず。
で、ヘラを外せば形が付くし、どうやって仕舞えばいいのやら…
自分が何も考えてなかった事に今更気づきました。

力押し→失敗→力押し→失敗→何とか納める(納まってない)
ヒデぇ…なんじゃこりゃ

テンパった素人の仕事跡

この荒れた有様、滲み出る素人感。

ヘラに付いたシーリング材を拭く→シーリング材が手に付く→手に付いたシーリング材を拭く→以下Loop
酷い有様でした。

もうワンチャンくれ

これはヤバいと手を拭いて再びマスキングテープを貼ってリトライ。

しかし、劇的に変わる事はなく自分の技量の天井を見切って何となくマシになったタイミングで終了させました。

初めてのコーキング何とか終了

マスキングテープを剥がすと遠目ではそれっぽく見えますが、よく見ると微妙です。

コーキングメッチャ難しい。
よくあるパターンではありますが、イメージしてるだけと実際にやってみるのは大違いでした。

最も悲しい出来事が起こる

ぎやああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…割れたぁぁぁぁぁぁっ…

モルタル割れました。
多分Wラスの補強を入れなかったせいです。
Wラスは概ね2重に入れているのに要点を押さえてませんでした、最悪、大失敗。

ラスモル工法は今まで何度かやりましたが自分が開口部のあるラスモル工法が初めてだという事に気付かなかった愚かな私、施工マニュアル熟読しろよ。
強めの地震が来たらマジで割れるんじゃないか?

Wラス補強の件とは別にモルタル割れの懸念でファイバーネットを注文しようとしたらロットが違い過ぎて断念もう、さっさと塗ってしまおうと施工を進めてしまいました。
今更遅いけど、もう少し考えてからモルタルを塗るべきでした。

一旦終了します。
この先、どのくらいまでクラックが入るのか分かりませんが今は様子見です。

コーキングに再チャレンジ

おそらく防水機能は昨日の施工で担保されていると思いますが、見た目がよろしくないので
一晩考えて翌日にコーキングを増し打ちする事にしました。

なお、昨日のコーキングから気温は15~20度で20時間経過しています。

増し打ちできるコーキング厚は如何ほどか?

形成されたモルタルの目地の奥行は15mm、対して現在のコーキング厚は約10mm
よって、あと5mm程はシーリング材を打てます。

5mmあれば打っても大丈夫な…筈。

このヘラがコーナー用

知らんかった。
以前このシリーズのセットを買った事ありますが、これがコーナー用のヘラだという事を今回初めて知りました。
というか、コーキングのヘラにコーナー用が存在する事を今更知りました。

今度は散らからないように気を付けて作業します。

シーリング材の表面はベタベタして粘着力が残っていますのでそのまま打ってもイケそうですが
念のためコーキングプライマーを塗布します。

番号を振ってエアーで何回かコーキングのトレーニングをしました。
いざいこう!!

増し打ちコーキング開始

では、2度目のコーキング(増し打ち)を始めます。
まず、シーリング材を盛って

スーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
グッと押してシーリング材を均していきます。

四隅はこんな感じ。

どうだ?!マシになったかな?

マシになったような?…??

ん?ホントに??

【信じたくないけど】余計に酷くなった?

肉眼で見ると結構マシになったと思ったんですが写真で見ると前のが良かったようにも見えますね。
但し、コーキングは厚くなりましたよ。

前期コーキング

後期コーキング

前期コーキング

後期コーキング

何だろ…もう前がどうだったか忘れてきました。
でも、頑張ったのでヨシとします。
これ以上クォリティ上がらないし。

今日は何だか光が心地いい。

まぁ、何とかなった方ではないかと。

【下地補強忘れ】モルタル壁のクラック

ところでモルタルクラックの件ですが、写真で確認すると隙間が出来た途端にクラックが発生しいます。
発泡目地棒を外した直後はクラックは発生していませんが翌日には発生しています。

これはモルタルが膨張・収縮する際の最弱箇所が此処だったという事かと。
しかしこれは大失敗でした。

降雨テスト

後日、我が家の屋根構造で出窓は雨でどのくらい濡れるのか確認しました。

降雨状況:中

雨は降っているけど外に出て雨に打たれても暫くは耐えられそうなくらいな中度。
雨は午前中終始雨、撮影時間は12:00過ぎくらい。
風の影響もありますが1階の屋根と庇のおかげで殆ど濡れませんでした。

降雨状況:強

こちらは大粒の雨がかなり降っていて外に居たくない、さっさと家に入りたい、暫くいたらびちゃびちゃになる強度の降雨です。

午前中から降雨開始、徐々に雨量が増えて撮影時間は、1時間以上同強度の降雨が続いた17:00です。
複数の雨粒がモルタル壁に当たっています。
しかし、水がモルタルに染みて消失する事もあるでしょうが雨量の割にびちゃびちゃにはなっておらず、雨跡は数えられそうなくらいマダラです。
台風レベルの雨や長時間の降雨は確認できませんでしたが当初の予想通り比較的雨に当たりにくそうです。

一応ちゃんと防水できていると思うので水被っても大丈夫だと思いますがトータルの水量は少ない方がいいかと。

比較してみる

以前施工した外壁と今回の外壁の違いはどんな感じでしょうか。
比べてみました。

ガイド付き VS ガイド無し

2つのコーナー窓を比較。
コーナー窓を埋めた以前の壁(写真右)と今回コーナー窓に新しく窓を付け直した壁(写真左)。
以前の右は垂直ガイド無し概ね埋まればいいと思って普通モルタルを塗りました、今回の左は垂直ガイド有だし面積的に木材を滑らせて角を出せる幅なので軽量モルタルだったいうのもありますが比較的簡単に綺麗に仕上げる事ができました。

初 VS 今

左はほぼ初めて塗ったモルタル壁、鏝を当てすぎてやや波打ちました。角に鉄製のアングル入ってます。
右は今回のモルタル壁、同じ軽量モルタルを使用しています。

外側のビフォーアフター

今度は施工前と施工後を比べてみました。

外から見た今回の施工前の窓と施工後の窓。
生まれ変わった印象です。

室内側のビフォーアフター

室内から見た今回の施工前の窓と施工後の窓。
こちらも随分変わりました。

未来 VS 現在

リフォームが完了したリビングの未来予想と現在のリビングです。

こうなったらいいんだけど…

はじめて窓工事をした感想

初めて窓を取り付けてみましたが「やればできるな」というのが第一の感想です。
しかし点数でいうと、モルタルの割れが無かったら80点を自分にあげてましたが補強忘れで割れたので40点です。

窓自体は構造が分かれば付ける事は比較的容易な事が分かりましたが
それより、しっかりとした防水と外壁の仕上げが重要ではないかと思う次第です。

なお、今回は下地から作ったので窓が合わないという事はほぼ無い状況での施工でした。
これが既存の下地で窓交換なら、傾き無し完全同サイズなら楽そうですが難易度は未経験につき分かりません。

DIY窓工事のハードル

信頼のおける依頼先もなく結局自分でやってしまいましたが今回は本当にプロへ依頼しようかと思っていました。
その理由は以下の2点。

第1のハードル:窓の価格が高い

窓はホームセンターで買う合板やセメントとは「ケタ違いに高い!!」。
ネットショップで窓を見ると普通に5万・10万超えです。
まぁそりゃアルミとガラスの高精度な複合品なんて安いわけないんですが、「失敗してもいいや」って価格じゃないのでどうしても買いづらい。
オークションやフリマサイトも見ましたが、大して割安感はなく、欲しいサイズが運よく出てる確率も低い、もし出ても統一性のある窓を複数揃えるのはほぼ不可能。
しかも中古とかの場合、どんな瑕疵が潜んでいるか分かったもんじゃないので断念しました。

第2のハードル:窓の構造が分からない

窓は開いて閉じて…分かります、間柱にくっついている…のも分かります。
でも、それだけ。
窓という立体的な構造物は図面を見ても下地をどのように組んでいけば良いのか?、留意点は何なのか?も、さっぱり分かりませんでした。
構造が分からないからサイズも種類の選定も的を得てる確信が持てず買いづらい。
勿論、何をやったらいけないのかも当然分からない。
窓を付ける上で最も懸念していたのは取り付け方が悪く「開け閉めできなくなる」事でしたので、そんなろくでもない施工になるならプロに依頼した方が確実だなぁ…と。

出窓再作成コストまとめ

今回のDIYで窓を取り付けた作業時間や費用についてまとめてみました。
実際はもう少し少な目かもしれませんがチンタラやってるんで時間はかかってる方だと思います。

作業日数:16日
作業時間:48時間※1日平均3時間計算
材料費:¥62,846(税込み)

作業時間詳細

作業内容で区切って時間を分けてみました。
1日平均3時間くらいしか作業していないのでこんな感じです。

  • 解体・窓下地組み:7日(21時間)
  • 窓取付:1日(3時間)
  • 外壁下地作成:4日(12時間)
  • モルタル壁塗り:2日(6時間)
  • 防水シーリング:2日(2時間)※やり直し日含む

材料・費用詳細

使用した材料と費用の詳細です。
※在庫があった少量の木材は除外しています
※木材・構造用合板は加工後の余りを含めています
※ビスや釘その他ステープル等小さい消費金物はコーススレッド1箱として、まとめて計上しています

品目用途使用数単価消費価格
縦すべり出し窓 W300×H770mm
網戸付き
窓本体136,56736,567
桧特一120x45mm 3m下地13,7403,740
桧特一105x30mm 3m下地11,8151,815
ホワイトウッドKD 45x105mm 3m下地12,1782,178
ホワイトウッドKD 27x105mm 3m下地11,0311,031
ホワイトウッドKD 27x40mm 3m下地3327981
赤松KD一等材 胴縁16mm 2m下地2316632
針葉樹合板JAS 2級 12mm下地・壁31,4084,224
気密防水テープ両面防水0.187788
フクビ WTSK43 バラ1個 ウェザータイト 角部材防水1572572
フクビ 透湿防水シート スーパーエアテックス
(1000mm×50m×0.2mm)
防水0.044,638186
3M マスキングテープ防水2185370
バックアップ材10×15 1m防水385255
発泡面木 20×20mm 1m防水363189
POSシール333ml防水1657657
POSシールマルチ333ml防水22,1562,156
POS プライマーMP1000防水0.21,298260
アスファルトフェルト防水0.042,28091
Wラス(平タイプ)モルタル壁11,2981,298
ベースモルタルBモルタル壁0.81,8481,478
水性 カチオンシーラーモルタル壁0.11,591159
スタイロフォーム30x910x1820mm断熱0.41,452580
ホームマット(ロックウール)断熱1327327
下穴錐-M 75mm x 3mm消耗品1655655
コーススレッド他消費金物消耗品1548548
万能刷毛 30mm消耗品2107214
養生テープ消耗品1251251
クシメ鏝 5mm目道具1860860
ソフトコーキングヘラ道具1217217
ソフトコーキングヘラコーナー道具1217217
合計¥62,846

窓工事をDIYする事について

今回の窓工事をDIYでやってみて思うところはネットで一般的に言われている内容と大して変わりませんでしたがDIYでやる事のメリット・デメリットや得られたモノについて記述しておきます。

ちなみに、上述もしていますが今回は窓の交換というより、下地から組んだので「窓の新規取付に近い」工事なのかなという印象です。

メリット:安い・自由・楽しい

窓工事でDIYでやる事のメリットとしては見積もりは取っていないので正確な金額は分かりませんが何といっても費用が安い事ではないかと。
あと、職人さんや工事担当者に要望を言って嫌な顔されたり、気を使ったり、費用が加算されたりもしません。
何となく成長できた気もします。

  • 費用が大幅に落とせる
  • 自分の好きなようにできる
  • ちゃんとできたら楽しい

デメリット:手間・自己責任

逆にデメリットとしては、全く分からない事をするので調べて聞いて確認して時間がかかるし、とても面倒な点です。
で、当然ミスったとしても誰にも何もしてもらえませんし、瑕疵があっても全て自己責任です。
但し、ソースコードを自分が書いてるが如く工事内容が分かっているので原因が特定し易いかと。

  • 時間がかかる・しんどい・面倒くさい
  • ミスは自己責任

またやりたいか? → 微妙

窓工事の概要は今回のDIYで多少理解できたのかもしれません。
が…窓の施工をまたやりたいかと自分に問うと「あまりやりたくない」です。
というのも、やってみると窓自体の取付が分かっても周りとの取り合いが重要なので、種類・環境によって施工方法が変わってくるように思います。
逆に考えれば周辺の環境さえ整えられれば窓工事は比較的スムーズにいきそうです。

【妄想】プロへ依頼したらおいくら?

ではもし、業者の方へ依頼したら幾らくらいかかったのでしょうか?
こういう建築関係の費用は会社によってかなり違いがある事を大前提としつつ
今回の工事はサッシの交換ではなく、ない所へ1からの作成が近いかと考えて検索してみると

窓の増設費用は、増設する窓の種類やサイズ、工事内容によって大きく変動します。一般的には、小窓であれば10万円~15万円程度、腰高窓や掃き出し窓で30万円~50万円程度が相場です。

見積書や請求書の項目はそれっぽく書かれてボカされるので、より本質的な「経費」と「利益」をベースに掛かった材料費も勘案して考えてみました。

周囲の取り合いをどのくらい考えて貰えるかは不明ですが、窓を業者卸価格で入手し
下地をもっと貧相合理的にして、外壁がサイディングなら1日で仕上げる事ができるのではと、思うので費用構成は以下くらいでいかがでしょうか。

【妄想1】プロ価格:相手先の規模が会社

相手先が会社でかつ外注に仕事を依頼する工務店等の会社なら14万くらいでしょうか。

費用項目金額
職人さん日当¥30,000
会社取り分¥50,000
解体処分費用他 諸経費¥10,000
材料費¥50,000
合計¥140,000

※外壁はサイディング想定

検索で表示された10~15万という金額は結構妥当かもしれない。

【妄想2】プロ価格:相手先が個人事業主の方

線引きは曖昧ですが、取引相手が個人の方なら少しは安くなったりするんでしょうか?
諸経費は同じくらいと考えて材料費は仕入れが少し高めで設定、個人の方は1日4万くらい利益がないとやってられないのではないかと考えて、例えばこのくらい?
工務店の2~3割安で11万ではどうだろう。

費用項目金額
事業主さん取り分¥40,000
諸経費¥10,000
材料費¥60,000
合計¥110,000

※外壁はサイディング想定

【妄想3】プロ価格:一式工事としてならおいくら?

しかし、通常は窓を増設するだけではなく内装下地やクロスも関係してくるので変則的な内容もinclude(取り込んで)、諸々の請負工事枠で「窓増設一式工事」として考えて、上記のプラス10~15万で会社で25~30万、個人では20万くらいかかるかもしれません。
AIに聞いたら20万~と返答されたのでそのくらいかも(テキトー)

そう考えると14万くらいの節約になったのかも知れません。
ちなみに、この金額で私の作業時間を時給に換算すると¥2,900~¥4,100くらい。

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