【浴室】昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに#6 初めての土間コンクリート打設 後編 総括・集計

土間施工の6プロセスを1つにまとめたビフォー・アフター画像 コンクリート打設

狭い昭和の風呂場を新しい場所へ引っ越しさせてユニットバスを設置するため素人がDIYで土間コンクリートを打設、なかなか大変でしたが養生期間を経て無事硬化しました。
まだ3分の1くらいの打設が残っていますがコンクリートの仕上がりを確認しつつ総括・費用等のコストを確認してみたいと思います。

打設2日後

少し白くなってきました。鏝で擦った所が模様になっています。
所々白くあまり綺麗ではなくて残念です。

鏝の跡が目立ちます。

ま・・・まぁ初めてにしては・・・・

水平確認

まだ型枠は外しませんし(翌日から乗れるらしいですが)上にも乗りませんが水平器くらいはいいと思い水平チェックをしてみます。

無作為に水平器を置いて確率50%くらいで水平でした。
表面はコテでしつこく均した箇所はカタがついていたり多少デコボコになっていますが概ね水平っぽい感じです・・あくまで感じですが・・・

打設10日後

打設から10日経ったので型枠を外します。

ビスを外します。

ハンマーで叩いたり

順調に外れて行きました。

仕様チェック

当初の計画通り80mmの土間コンクリートが造れているか、正しくコンクリートが全方位に行き渡っているか、ジャンカ等が出来ていないか確認します。

80mm厚はばっちりです。

側面も綺麗です。

目視確認では問題は確認できませんでした。
つまりOK。

仕上がった表面

鏝の跡が目立ちますね。

もっとグレーになるかと思ったら何か全体的に白くなっています。
※後で知ったのですがこれは紫外線の影響らしいです吐き出し窓が近くにあるので紫外線の影響をモロに受けたようです。コンクリート自体には全く問題ないようです。

全体です。

正直イマイチですが自分でやったので収穫もあり納得はしています。

土間コンクリート打設の総括・集計

まだ3分の1程残っていますが土間コンクリート打設は一旦終了です。

土間コンクリート打設はとても大変でした。
設備屋さんから事前にユニットバスには金属製の束があり高さ調整が可能で土間コンクリートには表面の美しさや高さの正確さは特段求められないとの事だったのでコンクリートを打つ練習と鏝で均す練習も兼ねていました。
しかし思ったほど綺麗にはいかず左官屋さんの偉大さを感じました。

なお、後日設備屋さんに土間を確認してもらい「合格」をいただきました。

収穫

  • 型枠らしい型枠を組んだ
  • コンクリート打設・硬化までの一連の流れを体験できた

材料費用

現時点で材料等はおよそ8千5百円でした。
砕石量が少し曖昧です、ご了承ください。
3分の1残っていますがこれを足しても材料費は1万円ほどだと思われます
なお型枠の下地は解体した部材を流用しましたので0円で計算しています。

品目数量実質使用量参考単価(¥)価格(¥)
ワイヤーメッシュ10.8650520
ピンコロ石(50個入)10.5728364
土のう袋(20袋入)11188188
塗装済み型枠合板1800 x 90010.51,340670
ビス(コーススレッド)32mm~75mm適量0.130030
エポキシ樹脂系コンクリート接着剤
コニシボンドE200 1kgセット
10.12,280228
ハケ11100100
普通セメント32.2360792
552781,390
採石(普通)16161953,120
採石(小)661951,170
合計(税抜)8,572

作業時間

1回につき3~5時間程度、ダラダラやるときもあるので能率は悪い方です。
他の作業と並行して行ったため期間が長引きました。

項目時間備考
作業期間1か月着手から完成まで
※他の作業も含まれます
※解体除く
作業日数9日本件で現場に行った回数です
作業時間(推定)36時間1日に平均3~5時間程度
たまに休日は8時間位もあり

プロとの比較(費用対効果)

結論:経験値を得る必要がないなら依頼した方が安い

当該作業は設備屋さんの見積もりでは2日4人工 = 6万円仕事でした。
※良心的な価格だと思います

当方がDIYで36時間(約5日分)かかっています。
材料費が1万円程かかったとして人件費5万円は安いです。
経験値を得る必要がないなら依頼した方がよさそうです。
でも一度やってしまうと次は早くできると思いますので今度はなまじできるので余計に頼みづらいかも。
これを書いている今なら寸法が決まっている前提で作業自体は1~2日あれば出来そうです。

あとがき

ここでは作業した当初ではなく「こうしておけばよかった」など後で気づいた点や疑問に思った点や反省点などを記載します。

コンクリートの出来栄え

今回は打設後すぐに帰宅してしまいましたが本来は鏝で押さえながら何度か均すとツルツルなるようです。

金鏝

金鏝は父親の日曜大工用のお下がりを使用して施工しました。
これを書いている段階では大して綺麗な均しが出来たことはありませんが大工さんにもう少しよい道具の使用を勧められました。
機会があればよい道具の購入も検討します。

養生

打設後何もせず帰宅しました。
近くに腰窓が2つ、掃き出し窓が1つあり日光がよく入ります。
コンクリートの養生で日光(紫外線)はあまり当てずに養生するのがよいようです。
今回はそれが出来る環境にも関わらず無知ゆえ放置して帰ってしまいました。
次回から養生期間はなるべく日光にあたらないようにして帰りたいと思います。

後の火種

下の写真の件は土間打設後までに出入りしてもらった業者の方全員が見て見ぬふりをした箇所です。
もちろん業者の方が告知する必要はありません、ヤブヘビです。
私自身も見て見ぬふりをしました。

この箇所が原因で後々面倒な事になります。

【浴室】弱った木製束をコンクリート基礎にする#1 計画編
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土間残りはこちら

【浴室】ユニットバス 残りの土間コンクリート打設 後編
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