築50年一戸建ての2階は床が10cmも傾いていました。
床を水平にすべく根太掛けを架けつつ強化中です。
今回は6畳部屋の床下地後編です。
左がリフォーム前に畳を撤去した写真、右は傾いた床を水平にするために行った施工です。
根太の根太を受ける為の根太(ややこしい)
んで、この先どうするかというと
こういう事ですね。
ここは一番床が沈んでいる重症なエリアです。
さぁ選択です。
- 荒床の上からパッキン(スペーサー)で支える
- 荒床を撤去して上下の下地をまるごと一体化
もう荒床撤去しちゃう
撤去しちゃうぞ!!
根太を受ける根太
そして、間にアカマツ45x60mmを加工して入れる
これをガンガン繰り返していく
中間辺りに入れた新しい梁の上にも
ちなみにここは水平です。
根太の根太を受けるためのベースが大体できてきました。
根太の根太を載せる
根太を受ける根太を設置
遂に根太が載った!!
未だ留め付けませんが303mmピッチで根太がようやく乗りました!!
いやぁ豪華です。
床倍率上がった?
材料の反りがあるものの概ね水平です。
一部怪しい(不陸1~2mm)部分がありますが本付けの時削ります。
1階から見上げてみる
最早荒床はほぼ無いです。
廃材大量発生
これは一部ですが廃材が大量に出てしまいました・・・
強くなった床下地
分厚いところで根太を受ける下地の高さは天端の根太抜きで合計200mmくらいあります。
幅は太い所で80mm、最低でも45mmあります。
現在のビフォー・アフター
リフォーム前と現在のビフォーアフターです。
合板を敷く
続きまして天井と壁を造るのに足場が要ります故、未だ留め付けませんが合板を敷きます。
ちなみに合板はラーチが無く杉が嫌だったのでヒノキ製です。
貼り出し
クローゼットエリアの合板で横軸が出ているので横着してますが一応直角(のはず)で貼り出しです。
合板は互い違いに
貼り出しから両端へ展開、目地は2mm空かしで千鳥貼りします。
これも寸法は簡単に測れるので楽です。
切って置いていくだけなのに出来上がってる感がハンパ無いです、めっちゃ楽しい。
一応寸法はギリギリにしてあるので壁との取り合いで空いてしまう事は無いと思います。
邪魔なら切ればいいし。
合板仮敷き完了
出来た!!
ヒノキ合板イイ香りがします♪
値段の事を思い出すと泣けてくるので一旦忘れよう。
養生
合板のジョイント部分に2mmパッキンを切って詰めます。
上から養生シート
これで2階の床に水平が出ました。
ひと段落です。