【ダイニングキッチン】根太と断熱材が90mmの床 ダイジェスト版

ダイジェスト

床を張り替えようと剥がしたら基礎が割れていてこの部屋全面を基礎補強し、土台も抱かせて一体化させ大引も取り付けやっと根太を付ける段階まで来ました。
ここは、高さ90mmの根太を付けます。

ダイニングキッチン土台・大引き

何故根太が90mmなのか

この部屋は沈下の影響で一番高い箇所より25〜30mm下がっています。
沈下分全吸収せずに下がったままにしないと補強土台を抱かせる事が出来なかったのが主たる理由です。

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【ダイニングキッチン】無筋基礎の割れを増し打ち補強#1 計画・掘削・考察:なぜ基礎は割れたのか
ダイニングキッチンの床リフォームのはずが剥がすと基礎割れを起こしていました。このままの状態で上から床を貼っても根本的な解決にならないとの判断で基礎の補強をする事にしました。現状を把握して当方が出来る最大限の施工方法で問題を解決してみたいと思います。

根太を取り付ける

90mm x 45mm ヒノキ材を根太として採寸、加工しました。
今から付けていきます。

ダイニングキッチン土台・大引きに根太を転がす

根太ボンドを塗布

根太ボンド塗布

角度60度で根太下から40mmの位置に下穴を空けておきます。

60度でビス斜め下穴

空けた下穴に90mmのビスを斜め打ちします。

60度でビス斜め打ち

ビスは基本1か所につき4本打っておきました。

90mm根太にビス斜め打ち完了

隅は既存土台に高さを合わせるため切り欠いています。

90mm根太付け完了

根太を取り付けた後、鋼製束を水平チェックしつつ本留しました。

大引きに鋼製束

完了

床下地施工完了

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【ダイニングキッチン】床を造る#1 根太の高さは90mm 木表と木裏 & 反りとムクりどうするの?
地盤沈下で一部土台が下がっており、これに沿う形で基礎と土台補強を余儀なくされました。沈下の高低差は最大で25mm程ですが元より少し高くした事と、既存土台の位置がマチマチなので、余裕をもって補強ができる位置を勘案して合計90mmの高低差をダイニングキッチンに付けました。

合板を加工

先に捨て貼り用合板を加工しておきます。
未だビス留めしません。
使用するのは12mm厚の針葉樹の構造用合板です。
これで足場ができるので後の作業がやりやすくなります。

12mm針葉樹合板加工

貼り出しは部屋の中央手前の合板です。
これに合わせて横は910mmずらして千鳥貼りをしていきました。
なお、合板同士は膨張を想定して2mm透かし、壁際は4mm透かしています。

構造用合板加工中

合板加工完了

千鳥貼りで構造用合板加工完了

で、一旦外します。

防蟻処理

薬剤で白蟻と防腐対策をします。
油性は臭いが嫌なので高額ですが水性を使います。

土壌散布

先ず土壌に薬剤を散布します。
ミケブロックという細粒を水で希釈し、帯状散布という方法で散布していきます。
範囲は帯状に基礎周り200mmを囲む形で1mにつき1L散布します。
結構量があります。

防蟻処理

木部散布

木部に防腐も兼ねた防蟻剤です
こちらもミケブロックで乳白色で原液を50倍に希釈して使います。
2日にわたって2回散布しました。

木部に防腐・防蟻処理中

完了

木部に防腐・防蟻処理完了

45mmの断熱材を2層

90mm高の根太に45mmのスタイロフォームを2層入れます。

45mm厚断熱材(スタイロフォームB1)加工

1層目

45mm厚断熱材1層目はめ込み

2層目

45mm厚断熱材2層目はめ込み

未だ本付けしてませんが排水管の穴を空けて通しておきます。

断熱材から排水管を出す

加工完了

90mm断熱材加工・はめ込み完了

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【ダイニングキッチン】床を造る#2 断熱材の厚みは90mm 木部へ防蟻防腐処理も
ダイニングキッチンの床下は損傷が激しく基礎は数ヶ所割れており基礎補強をして土台補強もしました。新たに基礎を複数個所に打ち、大引き・根太と施工していきました。ここでは捨て貼り合板と薬剤散布・断熱材・あと、計画に一部変更が生じました。

上下水道復活

水道管を移設して排水管も新しく復活させました。
やった!!

水道管移動

排水テストOK

排水升

合板にも配管の穴を空けました。

合板にも排水管穴あけ

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【ダイニングキッチン】床を造る#3 はじめての排水管と新規上水道管工事
ダイニングキッチンの床を張り替えようとしたら基礎が数か所割れていて基礎補強を打って土台も設置して根太・断熱材とDIYで施工してきました。今回はダイニングキッチン工事のため閉鎖していたキッチンの排水管復活と既存上水道の位置変更および蛇口設置です。

合板に墨付け

ビスを打つ箇所に予め墨を付けておきます。

合板にビス用墨付け

完了

ダイニングキッチン床 合板にビス用墨完了

断熱材を取り付ける

断熱材を取り付けていきます。

ダイニングキッチン断熱材を一旦外し床下地のみの状態

ナンバリングして順番通りに置いてます。

取り外した断熱材

1層目

まず1層目の断熱材を入れます。

大引きに防蟻コーキング

断熱材の間を防蟻コーキングで全部塞いでいきます。

断熱材の両脇隙間に防蟻コーキング

2層目

セメダインPM525を塗布して下のスタイロフォームと接着します。

断熱材を接着剤で接着

2層目完了

90mm断熱材接着・はめ込み完了

合板を貼る

捨て貼り合板を貼り付けていきます。

捨て貼り合板貼り付け

2層目も断熱材の間を防蟻コーキングで全部塞いでいきます。

下地には根太ボンド、断熱材の隙間には防蟻コーキング

ビス止めします。

2mm透かしで合板をビス留め

こんな感じです。

ビス留め後

捨て貼り完了。

捨て貼り合板千鳥貼りで完了

最後に養生して終了です。

ダイニングキッチン床養生

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【ダイニングキッチン】床を造る#4 遂に床ができる
此処まで来るのには長く険しい道のりでした。基礎を補強し土台設置し天井と壁の下地も作りつつ根太と断熱材加工、水道関係も整備しようやく床の捨て貼りまで来ました。
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