床を張り替えようと剥がしたら基礎が割れていてこの部屋全面を基礎補強し、土台も抱かせて一体化させ大引も取り付けやっと根太を付ける段階まで来ました。
ここは、高さ90mmの根太を付けます。
何故根太が90mmなのか
この部屋は沈下の影響で一番高い箇所より25〜30mm下がっています。
沈下分全吸収せずに下がったままにしないと補強土台を抱かせる事が出来なかったのが主たる理由です。
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根太を取り付ける
90mm x 45mm ヒノキ材を根太として採寸、加工しました。
今から付けていきます。
根太ボンドを塗布
角度60度で根太下から40mmの位置に下穴を空けておきます。
空けた下穴に90mmのビスを斜め打ちします。
ビスは基本1か所につき4本打っておきました。
隅は既存土台に高さを合わせるため切り欠いています。
根太を取り付けた後、鋼製束を水平チェックしつつ本留しました。
完了
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合板を加工
先に捨て貼り用合板を加工しておきます。
未だビス留めしません。
使用するのは12mm厚の針葉樹の構造用合板です。
これで足場ができるので後の作業がやりやすくなります。
貼り出しは部屋の中央手前の合板です。
これに合わせて横は910mmずらして千鳥貼りをしていきました。
なお、合板同士は膨張を想定して2mm透かし、壁際は4mm透かしています。
合板加工完了
で、一旦外します。
防蟻処理
薬剤で白蟻と防腐対策をします。
油性は臭いが嫌なので高額ですが水性を使います。
土壌散布
先ず土壌に薬剤を散布します。
ミケブロックという細粒を水で希釈し、帯状散布という方法で散布していきます。
範囲は帯状に基礎周り200mmを囲む形で1mにつき1L散布します。
結構量があります。
木部散布
木部に防腐も兼ねた防蟻剤です
こちらもミケブロックで乳白色で原液を50倍に希釈して使います。
2日にわたって2回散布しました。
完了
45mmの断熱材を2層
90mm高の根太に45mmのスタイロフォームを2層入れます。
1層目
2層目
未だ本付けしてませんが排水管の穴を空けて通しておきます。
加工完了
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上下水道復活
水道管を移設して排水管も新しく復活させました。
やった!!
排水テストOK
合板にも配管の穴を空けました。
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合板に墨付け
ビスを打つ箇所に予め墨を付けておきます。
完了
断熱材を取り付ける
断熱材を取り付けていきます。
ナンバリングして順番通りに置いてます。
1層目
まず1層目の断熱材を入れます。
断熱材の間を防蟻コーキングで全部塞いでいきます。
2層目
セメダインPM525を塗布して下のスタイロフォームと接着します。
2層目完了
合板を貼る
捨て貼り合板を貼り付けていきます。
2層目も断熱材の間を防蟻コーキングで全部塞いでいきます。
ビス止めします。
こんな感じです。
捨て貼り完了。
最後に養生して終了です。
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