【脱衣所】間取り変更して脱衣所をつくる 内装下地#2 傾いた柱へ囲むように壁下地を組む

傾いた柱に垂直な壁下地 壁下地造作

前回に引き続き新設したユニットバスエリアの隣に脱衣所を作ります。
床、天井、扉枠等を作って来て今回はユニットバスエリアと脱衣所の間の壁を作ります。

施工対象場所

壁を作る場所はここです。
左側の開口部はユニットバスへの入り口になります。

脱衣所の壁下地施工箇所

傾いた柱に垂直と平行を付与したら

柱が2方向に傾いて材料を抱かせて垂直に修正すると

傾いた柱と垂直修正した材料との立面図

壁厚は最薄でも140mm必要です。
垂直を維持するなら物理的にはこれ以上薄くはできないのでこの140mmを壁厚として維持

脱衣所の傾いた柱を垂直修正後の位置と材料構成の3Dイラスト

そして壁下地(間柱)を入れます。

脱衣所の下地取付平面図

壁下地にツーバイ材を使う

端材が余っている事もあり下から910mm間隔でツーバイ材の140mm x 38mmを挿入しました。
また新規で立てた105mm角の柱にこちらも既に購入済みがある35mm角の野縁を合わせて壁厚を140mmにします。

140mm厚の壁下地を作成中および各々材料の寸法注釈
140mm x 38mmを切断して910mm間隔でコンコン入れていきます。

剛性少しは上がったかな?

下地を受ける下地

105mm角の柱に35mm角の下地を入れて壁厚140mmにしますので35mm角を打ち付ける為の下地を入れます。

20kNのオメガコーナーが干渉するので切り欠いて

オメガコーナーと干渉する箇所を切り欠いた間柱

取り付け、この下地に35mm角の下地を打ち付けて壁厚140mmにします。

オメガコーナーと干渉する箇所を切り欠いた間柱取付

傾いた柱を越える下地

傾いた柱を避けつつ垂直に下地を組みます。
既存の柱は無視して垂直を出したモノとモノを繋げていき、時に切り欠いたりしつつ柱を囲むように組んでいきました。

この様に切り欠いたりして

傾いた柱を越えるため35mm角の間柱切り欠き

傾いた柱を越えて囲む様に下地を繋げていきました。

傾いた柱を垂直に直して壁厚140mmとなった壁下地の材料構成

未だ仮付けですがこんな感じになりました。

脱衣所傾いた柱をぬって壁下地仮組み付け

下部の壁下地

105mm角に35mm角の下地を吹かして壁厚を平行に合わせます。

壁下地下部根太ボンド
壁下地下部根太ボンド塗布後留め付け

垂直をこまめに確認しながら

間柱垂直レーザー

ビス留めしていきます。

間柱ビス留め

壁厚140mmを構成しつつビスで固定していきます。

柱の傾きを吸収した140mm厚の壁 材料構成

下地ができてきました。

脱衣所傾いた柱に垂直に壁下地

横胴縁を筋交いに留めたくない

この面は横胴縁を付ける予定で

横胴縁打ちつけ予想図 写真に横胴縁を取り付けるイラストを合成

その為に胴縁が筋交と交差する箇所が1箇所あります、ここに筋交に胴縁を打ち付けたくないので

筋交いをかわして横胴縁を打ちつけるイラスト

筋交の下に間柱を入れて

筋交い根元下間柱墨付け加工前
筋交い根元下間柱墨付け後加工
筋交い根元下間柱

胴縁分切り欠いた間柱を

間柱切り欠き

入れるとこうなりました。

壁下地に胴縁逃げ穴確保

これで胴縁を筋交に打たずに柱へ打てるように出来たのかな?
未だ留めませんがこれで良いのだろうか・・・多分これでいいはず。

壁下地に胴縁逃げ穴確保を注釈付きで説明

下地組み続行

柱を無視して平行と垂直を取り下地を組んでいきます。

脳天打ちいくないかも知れませんがこっちのが精度出ますのでやっちゃいます。

脱衣所壁下地脳天打ち

下からも上からも斜め打ちしましたので大丈夫でしょう。

脱衣所壁下地組み

最後まで気を抜かずに垂直と平行面をチェックしつつ

脱衣所壁下地垂直レーザー

脱衣所側壁下地完成!!

脱衣所壁下地

壁と際の根太を付ける

壁が出来たので付けてなかった隅の根太を取り付けます。

床鳴りを防ぐ為4mm透かして

部屋隅の根太

取り付けました。

部屋隅の根太

ユニットバス側の壁下地

脱衣所壁の裏側に当たるユニットバス側の壁下地も組んでおきます。

ユニットエリア側壁下地

柱に下地を打ちつけて

ユニットエリア側壁下地

主要な部分は組めましたのでヨシとします。

ユニットエリア側壁下地

一旦終了

後は、壁の横胴縁と天井の野縁ですが先に電気工事等をしたいのでここで一旦終了します。

脱衣所入り口

脱衣所入り口

脱衣所床
※未留め付け

脱衣所床

脱衣所天井

脱衣所天井
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