前回、傾いた柱面に間仕切りが来る場合の対象方法に難儀していました。
スペーサーで調整する事は可能だと思いますが入り隅がデコボコだったり一部下地が無かったりするのはちょっとイヤだなぁ・・・と。
プロなら簡単に解決するかもしれませんが先日当方は何も閃かずふてくされて帰ってしまいました。
場所は以下です。
元々浴室は狭かったので引っ越しさせました。
風呂場跡はランドリールームとパントリーになる予定です。
現況
柱の下部より上部が奥に傾いていて柱に材料を抱かせて垂直に直す方法を採ったのですが丁度、柱面が入り隅が当たる場所になってしまうので角の弱い下地になってしまうのではないかと考え困っていました。
傾いた柱にこうやって間柱を挟んだけど
→
間仕切りが柱面なのでパッキンを入れて垂直に立てても入り隅はスカスカに
擬似的に柱を造れば解決する?
閃かずふてくされて帰った夜、閃きました。
「柱が傾いていても傾いていないようにすればいいのでは?」と
具体的には、傾いた柱に「柱のように見える木材で囲めばいい」のでは?
と考えました。
作業開始
我が家は元々真壁の土壁表しで柱は太い柱と並の柱の2種で構成されています。
よって内側の通りには太い柱が張り出しています。
隣の120mm角が通りの面になりますのでここへ仮想的な柱を垂直に配置したいと思います。
使用する材料は105mmx27mmホワイトウッドです。
まず、下部は下地の通りまで15mmあります。
15mmから斜めにカットします。
どういう事かというと
こういう事ですね。
厚みが下部で15mm、上に行く程厚くなっていきます。
こんな感じです。
そして両サイドを間柱で挟み
同じように切り出しては積み上げていきます。
ガッチリクランプで挟んでレーザーを当てて垂直を確認
で、ビスを打つ
やった!!できた♪
天井との角もバッチリです。
初めからこうだった様な感じになりました。
吊木受けの上は見えないので柱を全ては覆わず通気性を優先しました。
解決!!
良かったよかった♪