ダイニングキッチン 床を造る4 ~やっと床ができた~

ダイニングキッチンの解体当初から床造作まで6カットのビフォー・アフター ダイニングキッチン

此処まで来るのには長く険しい道のりでした。
基礎を補強し土台設置し天井と壁の下地も作りつつ根太と断熱材加工、水道関係も整備しようやく床の捨て貼りまで来ました。

前回で合板加工水道と排水管の設置

ダイニングキッチン 床を造る3 はじめての排水管工事 ~復活の排水管と新規蛇口~
ダイニングキッチンの床を張り替えようとしたら基礎が数か所割れていて基礎補強を打って土台も設置して根太・断熱材とDIYで施工してきました。今回はダイニングキッチン工事のため閉鎖していたキッチンの排水管復活と既存上水道の位置変更および蛇口設置です。
ダイニングキッチンの床合板

ビス打ち用に墨を打つ

予め下地の中心にビスを打つ用に墨を打っておきます。

床合板にビス用墨を打つ

できました。

ビス用墨を打った床合板

断熱材一旦回収

2層90mm厚の断熱材を一旦取り外します。

取り外される断熱材

全部外せました。

根太状態になった床

何処に付けるか外してもちゃんと分かるようにナンバリングしています。

外してナンバリングした断熱材

床を貼ったら出来なくなる工事を済ませる

補強土台を入れた時切り欠いた柱の根元へ補修をしておきます。
実は切った木片を戻せるように保管していたはずなんですが無くなってしまっていました残念。
もう時間がないので合板で済ませました。

柱の切り欠き
ボンド塗布
埋め木側ボンド塗布

はい、ちょっと微妙だけどOKとします。

埋め木

段取り

道具と材料を段取りします。
って置き方汚ねぇー

材料と道具

主な材料は以下

  • 防蟻コーキング:コニシ 防蟻シール 320ml #05614 グレー
  • 根太ボンド:KU928C-X
  • 断熱材用接着剤:セメダイン PM525 MP2kg RE-232
    ※同等製品:セメダイン 多用途内装用 接着剤 SG-1R チューブタイプ 135ml AX-195

断熱材2層貼り

では断熱材を入れていきます。

断熱材1層目

底面に防蟻コーキングを敷いて

大引きに防蟻コーキング

断熱材をはめ込んで

はめ込む断熱材

間に防蟻コーキングをして

断熱材に防蟻コーキング

断熱材2層目

これが断熱材の接着剤です。
はじめて使いましたがサラサラではなくコシのある製品でした。

断熱材の接着剤

接着剤を断熱材の発泡穴に押し込みます。

くし鏝で伸ばす

こんな感じでしょうか。

断熱材全体に塗布された接着剤

2層目はめていきます。

2層目断熱材

既存部材周辺は上手く収めなければ

ここは新しい床と古い床の境目です。
上手く収めて次床を造るときスムーズにいくように努めます。
ちなみにここは既存土台は暴れて寸法が一定じゃなく切り欠いた断熱材に浮きが発生してました。
分かっていたのでやや大き目に切って上から押えてやろうと思っていたんですが上手くいかず削るハメになりました。

水平ではない土台が絡んで断熱材に浮きが発生し削った

完了

2層90mm断熱材を入れた床

合板捨て貼り

予め加工しておいた合板を貼ります。
合板同士は2mmの透かし、柱との間は2mm~3mm以上透かし
で貼っていきます。

合板

防蟻コーキングと根太ボンドを塗布

根太に根太ボンドと断熱材に防蟻コーキング

端の目地

インパクトドライバーでビス打ち1

中ほど

インパクトドライバーでビス打ち2

捨て貼りと言えどしっかり通りを出して貼っていきます。

合板の通りを意識

完了

いい感じで貼れました。
はぁ~~・・・ようやく床ができてスペースが増えました。
大変だった・・・

合板を貼り付けて完了した床

感慨深いです。
基礎高500mm・105角の土台・大引き、90mm高の根太、90mm厚の断熱材、とてもしっかりした床になり満足です。
ただ時間がかかってしまったのは当方の計画性と技術力が無いからです。
もっと早く出来たらなぁ・・・

養生

もう汚したくないのでさっさと養生シートを貼りました。

床養生

床は一旦終了
フローリングを貼るのはいつの事やら・・・

あとがき

床を貼るまでとても大変な道のりでした。
何が大変だったかというと時間が物凄く掛かってしまったからです。

地震で構造材の欠損や不足している所の外壁が面白いように割れていました。
このように目に見えて強度不足が分かると必要な補強が見えてきます。
あと、どんどんやれる事が増えるとその分やってしまいます。但し、素人だと自覚しているのでなるべく事前確認を怠らず計画的かつ丁寧に施工していきました。

もっと包括的にできないのか

いつも思いますがもっと包括的にアプローチできれば効率的ににリフォームできると思いますが素人なので難しいです。
結果論で考えるともっと早いやり方があったと気づかされるんですが未経験者が始めから気づく事はあり得ないので経験あっての現在ですので仕方ありません。

基礎打ちは大変

コンクリートに対してミリ単位で精度を出すのがとても難しいです。
掘削すると土が出ますし硬化まで時間も掛かります。
ダイニングキッチンだけで複数回打ってグロスで2リューベ程コンクリートを使ったと思います。

たらればですが、床を貼り替えるだけでスピード勝負ならなるべく広く解体して4日くらいで出来そうです。

断熱材の効果は如何ほどか?

以前ダイニングキッチンの床は冬は寒くスリッパを常用していましたが全面基礎で囲い90mmの断熱材を入れた事でこの寒いリビングを脱却できるのではと期待しています。
さてどうなるか。

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