ダイニングキッチン 壁下地編2 真壁から大壁へ ~土壁を掘って間柱を埋める~

真壁から大壁にする壁下地 ダイニングキッチン

築50年の一戸建てをDIYでリフォームしています。
現在はダイニングキッチンの内装をやっていて天井下地・床下地と組んで、現在壁下地を作製中です。
我が家は元々真壁の土壁なのでこの上から大壁にするための下地を組んでいきます。

前回で外壁側壁下地の四方枠が決まったので間柱を立てていきます。

場所はここです。

壁下地を施工するエリアを図面で説明

図面と逆になりますが写真でいうとこうなっています。

壁下地を施工するエリアを写真で説明

天井と床の下地が有る程度組めているので天井・床の下地と分離させて壁下地を作っていきたいと思います。

家が傾いているので外壁側は土壁の根元辺りを袖壁側は上を掘って間柱を入れていきたいと思います。

傾いた土壁へ間柱を垂直に立てるイメージイラスト

外壁側

家は写真でいうと右に傾いているので右の壁は土壁の根元を掘って間柱を垂直に立てます。

間柱を立てるため土壁を掘った壁

土壁を掘ったのでめり込んでいるような感じで間柱が入りました。
これがこの家の垂直です。

土壁を掘って垂直に立てた間柱がめり込んだ状態

未だ留め付けていませんが間柱が概ね入りました。

外壁側真壁に大壁用間柱を立てた写真

袖壁側

同じように間柱を入れていくのですがこちらは柱を抜いたときに梁を入れたので

袖壁側の壁と梁

梁が天井より下に出ていてこの梁の通りも見ないといけない感じです。

袖壁と出っ張った梁を描いたイラスト
ダイニングキッチン3 間取り変更 ~プロ直伝~
ダイニングキッチンの間取りに変更を加えたくってプロに連絡したところ来てもらえるという事になり柱を抜く・梁を入れるというプロの技で間取り変更に対応してもらいました。

土壁を掘る

袖壁側の土壁上部を掘っていきます。

間柱幅にカッターで切れ目を入れた土壁

プロに入れてもらった補強材に狂いが生じている

この補強材垂直が狂っています。
始めからなのか何らかの過程で狂ったのか・・・あと今回の壁側ではなく逆側の通りに合わせられていますので極力壁を吹かさずに通りを合わす方法を考えるかやり直すかしないといけないのかなぁ・・・という状態です。

プロに入れてもらった梁を受ける添え柱に狂い発生

間柱を立てる

既存の柱に間柱を打ち付けて強度を確保したいのでタイルを切断する事にします。

間柱を入れるためタイルに切り込み

303mmピッチで間柱入りました。

袖壁に間柱挿入

下部のランナーです。

袖壁下部ランナー

壁下地本付け

仮付けだった間柱をビスで留めていきます。

天井にボードを挟んで留める

外壁側からビス留めしていきます。
本当は天井にボードを貼っていきたいんですが2階が未だなので貼らずにボードの飲み込み確認だけにしておきます。

天井に石膏ボードを仮で取付て壁下地上部のランナーに綺麗に飲み込むか確認

隙間風もイヤだし防音面からも土壁の空いた穴を埋めておきます。

穴のあいた土壁を埋める

裏に間柱の受けを付けているので通りは出易いのではと思います。

壁下地インパクトドライバーでビス留め

どんどん付けていきます。

壁下地上部ビス留め

下も付けていきます。

壁下地下部ビス留め

ビス留め完了です。

袖壁側も

袖壁側壁上部下地ビス留め

完了!!

袖壁側壁下部下地ビス留め

パッキンで調整

旧勝手口ドアがありここの奥行きが90mm弱ありますのでパッキンを挟んで調整します。

旧勝手口扉跡の間柱後ろ隙間

パッキン3mm~5mmを取り揃えました

小さく切ったパッキンに使うベニヤ

パッキンを挟んでビス留めします。

間柱の後ろへパッキンをかます

ギリギリの寸法でパッキンを挟んだつもりでもビスを深く締めると1~2mm程沈む場合があり中々スムーズに行きませんでしたが何とか完成です。

完成

間柱入りました、後で横にも下地を組みますが今はこれでヨシとします。
こちらは外壁側

外壁側真壁を大壁にするための壁下地 正面から
外壁側真壁を大壁にするための壁下地 横から

こちらは袖壁

袖壁側真壁を大壁にするための壁下地 正面から
袖壁側真壁を大壁にするための壁下地 横から

ダイニングキッチン全体です。

ダイニングキッチン全体

壁下地のビフォー・アフターこんな感じで変わりました。

真壁を大壁にするための壁下地ビフォー・アフター

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