床を解体したら基礎が割れていて壁を解体したら筋交が切られていてうなだれました。
しょうがないので基礎も筋交も補強する事にしました。
今回は筋交を入れます。
プロでは無い素人の当方がDIYで四苦八苦しながら何を考えどう行動したのかを載せています。
コーナー窓と切られた筋交
こちらDIYリフォームに着手する前のリビング(居間)です。
ここにはコーナー窓が付いていて彩光量はありましたが換気としてあまり活用されず出窓に関しては結露が凄くあまり機能的とは言えない窓でした。
ここには元々窓は無く筋交を切ってこのコーナー窓を付けられていた事が分かり
今回は以前の状態に戻す現状復帰のような作業です。
先ずは幅の狭い壁から筋交を入れる
前回で窓を撤去して外側にバラ板を貼りましたので今度は内側に筋交を入れていきます。
筋交1本目
既存の筋交を外そうか迷ったんですが外壁損傷の恐れがあるので止めました。
よって筋交の厚みは桧30mm、幅105mm桧材です。
ハイ1本目
筋交2本目
続いて2本目、隙間は厳禁。
これでダブルに。
これで建築当初より筋交を増やした事になります。
1.5倍筋交金物を使います。
ホールダウンアンカーいけそう
ホールダウンアンカーとホールダウン金物との位置関係はこの辺りかな。
次に幅の広い壁に筋交を入れる
今度は広い方の壁です。
出窓の天板に筋交を入れる欠き込みをして
ハイ入りましたっと。
こちらも全部ダブルにしました。
ガス管が通っているので十分間隔を空けて筋交を付けていきます。
問題1:【あーやっぱり】手前の筋交が梁に当たらない
でも、このままではダメなんです・・・
梁の断面は四角形ではなく5角形というのか梁自体が元々欠損していて(室内に近い層)2本目の筋交が効かないんです。
断面図にするとこんな感じで四角形の一部が欠けているような形状をしています。
ダメな気はしてたんですが面倒だったので力技でイケるかもとやってみましたがダメでした。
こうやって図にするとどう見てもアカンやつでした。
受け材挟むかぁ〜
既存梁の下に半材を受けとして挟んで一体化させて筋交を効かせるのがよろしいかと考えております。
座屈はしないと思うんです、多分・・・いやしないはず。
これは基礎補強後に施工します。
問題2:水道管が邪魔
もう一つ筋交を邪魔するモノがありまして、それがこの水道管。
これはベランダの水道へ繋がっています。
回避するには、下は古い筋交を切るかもしくは
上は左か前にズラすか、でもこちらは割れるかも。
それとも最初から引き直すか。
筋交を入れた収まりが分かったので本作業は一旦停止して基礎増し打ち補強に戻りたい思います。