廊下の基礎割れを補強したので床を作る4 防蟻・断熱材・捨て貼り ~完了~

廊下解体後から捨て貼りまで4カットのビフォー・アフター 下地

廊下の床を貼り替えようとしたら中は酷いことになっていて随分手間が掛かりましたが、ようやく捨て貼りですが床が出来ます。

合板を加工

足場を確保するため先ず合板を加工していきたいと思います。

周囲の起伏にも対応して加工していきます。

複雑な起伏にも加工で対応

この合板は階段下用です。
ジョイント数は最小限にしたいなるべく1枚モノを貼っていきたい
そんな希望で柱や出っ張っている箇所を避けて加工するとこうなりました。

そして入らない

いや、ちょっと嫌な予感はしていたんですが知恵の輪的に入らないかと期待していたんですがどうやっても入りませんでした。

遺憾ながら2枚に割ることにしました。

未だ留め付けていませんが足場は快適になりました。

独立基礎の鋼製束を本付けする

前回に根太を付けましたのでここで鋼製束を水平をチェックしつつ本付けしていきたいと思います。

水糸を張って

木の僅かな反りを解消しつつ水平にして
ボンドで接着していきます。

水平OK

防蟻処理

シロアリ・防腐対策として土壌と木部に薬剤を散布していきます。

防蟻剤について

当方が最も気にした点は臭いでした。
油性は安価で扱い易そうでしたがメーカーに問い合わせたところ臭いはゼロではないとの事で「無臭なのは水性です」という回答でした。
昔の防蟻剤は人体に影響のある危険な薬剤だったようですが現在は油性・水性共、人体に影響のない薬剤しか販売されていないという事でした。
また、防蟻の持続期間はメーカーの方から具体的な回答はいただけませんでしたが
油性・水性共持続期間は変わらないという回答は頂きました。
ネット調べると今の防蟻剤は効果は基本的に5年なようです。
まとめると

  • 油性は臭いがゼロではない、水性は無臭
  • 防蟻効果は油性・水性共同じ
  • 効果の持続期間は5年
  • 水性の方が高価

よって価格は高いけど水性にしました。

土壌へ防蟻処理

先ず土壌に防蟻剤を散布していきます。

帯状散布といって基礎の立ち上がりから20cmの土に1mにつき1L散布していきます。

基礎にもたっぷり散布してきました。

廊下幅90cmなので結果的にほぼ全ての土壌に散布しました。

木部に防蟻・防腐処理

はみ出たボンドをカッターで剥ぎ取り

散布1回目

隅々まで防蟻・防腐処理をしていきます。

1回目完了

散布2回目

1日置いて2回目散布です。

完了

断熱材

断熱材をカットしていきます。
厚みは45mmです。
カットは基本的にマルノコを使いました。

細かな起伏にも対応します。

時には熱線でカットしたりして

加工完了

ビス用に墨付け

ビスを打つ根太の中心を墨付けしていきます。

捨て貼りをする

予め加工していた合板を貼っていきます。
先ず下面に防蟻コーキング材を塗って

断熱材をはめ込んで
周囲も防蟻コーキングをします。

とにかく隙間全部コーキング

端っこも隈なくコーキング

根太ボンドを塗って

ビス留め

点検口はこんな感じです。

完了!!

合板の透かし幅を間違える

後で気がついたんですが、何を狂ったか合板同士を2mm透かしではなく4mm透かしにして貼ってしまっていました
何故か4mm透かしだったと信じて疑わず最後まで施工してしまいました。
幸い根太の割り付け時から頭の中は2mmが4mmに置き換わっていたので根太の位置は合板の中心です。

撮っていた写真を確認すると2mmのスペーサーが2枚挟んでありました。
別の部屋を確認すると2mmでした
怖い・・・自分の頭が怖い・・・

床捨て貼り完了

一部ミスりましたが捨て貼りまで完了、ようやく床が戻ってきました。

床に傷が付かないように養生して一旦終了です。

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