基礎追加 廊下編7 ~型枠脱型~

基礎・コンクリート

元々の基礎が脆弱だった事と間取り変更に伴い壁が必要になった事に端を発し基礎を打ちました。
今回は組んだ型枠に打設したコンクリートが硬化したので取り外して仕上がりを確認したいと思います。

元々はこんなでした。

簡略図にするとこんな感じ

これが今回の施工でこうなりました。

型枠脱型開始

1週間以上経ったので型枠を取り外します。
コンクリート打設後4日間は比較的暖かい日が続いていてしかも、暖房を付けっぱなしにしていたので室温平均は10度位はあったと思われます。

今日はかなり冷えていて気温6度

既存基礎へ添えさせた基礎

既存基礎へケミカルアンカーで鉄筋を固定、添えさせる形で基礎を打っています。
ここの隣には同じ通りに既に新規で基礎を打ってあります。

これが今から出てくる基礎のイメージ

これが隣の打設済な新規基礎です。

昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに17 ~基礎を新規追加9~ コンクリート打設
本職の大工さんが助っ人に来てくれてコンクリート打設を手伝ってくれました。事前に型枠・鉄筋のチェックもしてもらいOKをもらいました。本職とコンリート打設をやって大変勉強になりました。

型枠解放

解放!!

出来は悪くなさそうです。
不思議な段差は地盤沈下吸収のためです。

基礎追加 廊下編4 配筋とケミカルアンカー
廊下とダイニングキッチンの間にあるブロック基礎が脆弱で間取り変更に伴い壁ができるので新規基礎を打つ事にしました。周辺の既存基礎へケミカルアンカーで繋げて鉄筋を組んでいきます。中には既存のブロック基礎を自作の鉄筋入りコンクリート平板を作って新規基礎へ置換する場所もあります。

ビフォー・アフター

基礎を延長させた場所

ここには元々基礎がなく間取り変更でリビングドアが付く場所になります。
基礎が有った方がいいだろうという事で打設しました。

出来上がりイメージ

型枠脱型

縦横土台を走らせて段差がある場所には高さ150mmの土台が入る予定です。

ビフォー・アフター

排水管は設備屋さんが設置した勾配のままスリーブで上下遊びを設けて基礎通しましたので勾配の調整は容易だと思います。
上の大引きは後で切断します。

元ブロック基礎だった箇所

ここの基礎はブロック基礎でした。
ワザとだと思いますが基礎の通りは波々でデコボコしており、見るからに脆弱で建物を支えるのに構造上の懸念がありました。
そこで鉄筋入りのコンクリートの平板を自作して土台を鋼製束で支持してコンクリートを打設しました。

出来上がりイメージ

これが施工前のブロック基礎です。

こうやってブロック基礎から置換しました。

そしてコンクリートを打設してこのようになりました。

型枠を取り外して

こんな感じになりました。

左の欠片が置換前のブロック基礎です。

上から見るとこんな感じです。
既存土台下にはもちろん基礎がありますが、横に補強土台を添える基礎も増設してあります。

基礎高は500mm以上

基礎幅250mm以上あります。

これだけあればブロック基礎よりは丈夫ではないでしょうか。

ビフォー・アフター

配管周り

あと、配管周りです。
既に設備屋さんが配管を通してくれているので勾配を崩さず遊びを設けつつ慎重に作業しました。

ここです。

配管の分岐があるのでスリーブを
滑り込ませる事ができず割りました。

スリーブ周辺は鉄筋の補強もしました。

型枠取り外し

少しジャンカが出来てますが後で補修します。

ビフォー・アフター

全体

残りの型枠を取り外します。

型枠脱型終了!!

全体仕上がりです。

ジャンカが出た箇所は補修します。

ビフォー・アフター

少しジャンカが出たところもありましたが概ね良好ではないでしょうか。

今回打った基礎の先がLDKになります。

これで安心して壁と床が造れます。

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