風呂場跡を再生 床下編2 〜土間打設〜

その他

風呂場が狭すぎてユニットバスが入らないということで引っ越しさせ、残された風呂場跡を別の部屋として復活させます。
不要物を撤去し、ボロボロだった土台を補強してきました。
今回はこの風呂場跡に土間コンクリートを打ちます。

現在の状態

現在の風呂場跡

墨出し

レーザーで土間の収まりを決めます。
条件は

レーザ墨出し器
  • 土間収まりから根太まで高さ350mmを確保
  • 設置済み配管群の高さより低く
打つ土間の水準

高さの制限は排水管がギリギリ掛からない所までです。

スリーブと排水管の3Dイラスト

この条件で下に200mm掘削しています。
但し、既存基礎の露出が激くなる場合はこの限りではありません。

転圧

転圧はしたのですが派手にやり過ぎるとブロックが崩れるので慎重にしました。

ブロック飛びそうで怖い

これ以上振動を加えるとブロックが飛んでしまいそうです。
もっと浅くすればよかったかも・・・
ビックで新しい基礎が居るので最悪このブロック基礎が飛んでも建物に影響はないのですが飛ばす予定ではないので慎重に作業しました。

根元をむき出しにしたブロック基礎

砕石

設置された配管を支持する場所も必要なのでモルタルを全部除去しないで上から打ちます。

砕石投入

ワイヤーメッシュ

手前はモルタルがデコボコなのでワイヤーメッシュがなかなか上手く水平になりません。

砕石・ワイヤーメッシュ

モルタルを塞き止める

既存のモルタルを覆い隠して綺麗にしたいのでコンクリートを乗せる必要があってそのためにはコンクリートの侵入を防ぐ方法が求められます。

スリーブへモルタルの流入を防ぎたい3Dイメージ

色々考えたんですが

裏から型枠で押える案

裏から切り出した型枠を嵌めて棒と繋いで設置する案

スリーブへモルタルの流入を防ぐため型枠で押えると型枠が取れなくなりそう というイラスト

イケそうだけどそもそも加工が困難。
辛うじて加工が出来たとして棒が外れると狭くて手が入らないし最悪管内に留まってもいいけどできれば取りたい。
棒で突いたら出せない事も無さそうだけど管が破損してしまったら困る。
止めておこう。

先にモルタルの壁を作る

外れたら大量のコンクリートが流れ込んでしまう恐れがあるので却下。

スリーブへモルタルの流入を防ぐためモルタルで壁を造るという案

で、結局コレ

何だか嫌な予感しかしないけど管は守れるのでコレで行きます。

スリーブの手前を型枠で囲む

完了
一部ワイヤーメッシュを置いて水平に出来ない箇所があるので糸で吊りました。

砕石・ワイヤーメッシュ・他完了

チェック

ワイヤーメッシュの水平とかぶりをチェックします。

何となく水平です。

水平器

かぶり厚もOK

定規

コンクリート打設

ハイフレックスを散布しつつ散水

水・ハイフレックス散布

コンクリート流し込み

コンクリート打設中

打設直後

コンクリート打設完了

鏝で何回か均して

鏝均し

こんなもんでしょうか。

鏝均し完了

実はブロック基礎取れちゃった

ここは次に基礎を打つ予定で胴縁で位置を出しておこうと思って挟んでハンマーで軽く叩いたら

挟んだ木材をハンマーで叩くイラスト&写真

ブロック基礎が取れてしまいました。

ブロック基礎が取れた写真

養生

季節は2月、時間は18時、現在気温は9度
確か予報では外気の最低気温は2~3度で現在家の暖房は全部で2機しかありませんが温度MAXにして1~2度は外より暖かくなると踏んでいます。

温室度計

予め外気の流入を防ぐため基礎の空きには紙をギュウギュウに詰めています。

基礎開口部断熱のためふさぐ

ベニヤを敷いて

ベニヤでフタして養生

夜にコンクリートが寒がるといけないので、ありったけの布団を掛けて暖房も付けておいてあげます。

布団を掛けて養生

暖房が効いてきて気温が10度程になりました。

温室度計

では帰ります。
コンクリートくん、おやすみ。

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