床を張り替えようとしただけなんです。
床を捲ったら基礎が割れてるんですよ・・・これは補強しないとヤバいって思ったのと
こんな工事、自分でできるんだろうか?という疑問を解消したくってやってしまいました。
そしてこんな大事になってしまいました。
割れた基礎へ全面補強基礎を打ち、更に廊下側に新規で基礎を打ちダイニングキッチンは全方位新しい基礎に囲まれています。
土台も概ね設置でき土台の終了も見えてきました。
この工事は自分でできるのかという件の結論:大変だけど出来るよ!!
土台1本目
残すところこの1辺です。
ここは元々土台が存在しておらず、一番奥は基礎もなく壁はオーバーハングしています。
ここに土台を2本束ねて付けようという計画です。
墨出し
土台を設置する位置をを決めます。
部屋側が補強で増し打ちした基礎で、外側は見た目新しく見えますが既存基礎にコンクリートを被せたモノになります。
手前は新規基礎なので収まり寸法でアンカーボルトを埋めておきました。
レーザーで2つに割って
アンカーボルトと基礎幅のバランスで決めました。
仕口を刻む
元々土台が無かったら場所に2本も束ねて土台をつくるので力の掛かり方は変わるでしょうが土台がない状態と比べても有る方が確実の強度が高くなるはずです。
それでもイモはダメだろうということです1本は仕口を掘ります。
名前は大入れ蟻掛けとかいうヤツだと思います。
何度かやって少し慣れてきました。
これがオス用の墨
ハイ出来上がり
オスはそんなに面倒ではないです。
次はメス
墨付けてダーッと切れ目入れて
掘る掘るこれがちょっと面倒です。
できたので入れてみます。
良く無いかも知れませんが特段悪くもない感じです。
仕口を掘るのは、始めは緊張していましたが慣れてきてちょっと新鮮味がなくなってきました。
「もっと綺麗に刻もう」「もっと色々なバリエーションに挑戦しよう」とかいう意欲は湧かないので個人的にはあまり好きではないんだと思います。
アンカーボルトの穴
M12アンカーボルトに14mm程の穴をなるべく真っすぐに空けます。
これも少し慣れてきて大きくミスるっていうのが無くなってきました。
はい、入りました。
あら・・・ちょっと表面欠けちゃった。
まぁしょうがない。
これは水道管を通すための下部の切り欠きです。
こんな感じで水道管が入ります。
土台の水平確認
これは基礎の水平とレベルをミリ単位で揃える事の難しさ、一人でコンクリートを打つ大変さを味わった代物です。
打設の終盤、意識がもうろうとなってコンクリートのレベルが落ちていたのにも気づかなかった場所で結構下がってます。
土台は(多分)水平が命!!
だと思うのにこのスペーサー数・・・
基礎は難しいです。
でも、スペーサーがあるから何とか水平にできます。
水道管に断熱材を巻く
元々一応巻いてありましたが劣化しているし長さが足りないので買って来ました。
新しいのに新調です。
なんかそれっぽい。
スペーサーが無くなって来た
基礎スペーサーが無くなってきました。あと、どのくらい要るか見るため樹脂パッキンで代用しています。
集計して後で買いに行きます。
ここが一番下がっていて酷いんです。
コンクリート打設時、意識が飛びそうになって見えなくなった場所です。
アンカーボルト
土壁を掘ったら留めていないアンカーボルトが出現したので
こちらも座金とナットで締めておきました。
土壁を塗り直す
土壁を塗り直します、防音の為です。
落とした土壁をリサイクルで使います。
先ず、不純物をなるべく取り除いて水と混ぜていきます。
土壁に水を含ませて
既存壁には
今回はなるべく垂れないよう・割れないようにマスカーとベニヤをクサビで押えて乾燥を待ちます。
土台2本目
基本1本でも十分な所2本入れるし、ボルトで繋ぐし、金物で留めるし、2本目は仕口もう要らないでしょう~
ハイ、寸法はこれでいいねすね。
水平・高さもOK
この2本、後はボルトで連結させます。
本日はここまで。