浴室の移動によって間取りが変わり壁が出来ます。
壁を立てる際、どうせなら補強になる壁をと基礎を打ち土台・柱・梁も設置しました。
今回は金物を取付まくるのと筋交いを付けるという投稿になります。
梁と柱を切り出して立てましたので今から固定していきたいと思います。
この作業とほぼ同時期に廊下の通りを決める作業がありました。
金物で留め付ける
金物について今までのDIY経験で少しまとまって来て在庫の金物と合わせて概ね以下の様な選定にしました。
- 梁と梁:羽子板ボルト
- 梁と柱:ホールダウンコーナー10kN
- 柱と土台:10~20kN
- その他:6.5~10kN
まず、通りに水糸を張りレーザーで上げて位置を確定させます。
柱①
ここは間取り変更のためできた新規の柱です。
桁に45x120mmのヒノキ材で受けて、柱と梁を繋げました。
柱①と梁A
同じ場所です。10kNの金物で留めました。
ホールダウンコーナー10kNシナーコーナー10kN、よこにはスペースの関係ではしらどめイチローくん
こちらは羽子板ボルト
ホゾも掘ってあります。
梁Aと梁B
ここは新規間取りの通りです。
古い張りと十字に新しい梁を繋げました。
高さが違っているのは各梁が後付けだったことと、施工済みの梁から取っていったら左の高さになり
右の高さはそもそも梁がなく180mm高の梁を使用しました。
②と既存梁
ハイパーコーナー15kN
ちょっとこの時ビスがなり無くて後でビス留めしました。
梁と柱がちょっとズレているのは建物が傾いているからです。
柱③と梁Bと梁C
廊下からダイニングに入る箇所の新規基礎に立てた新規柱です。
入口なので負担かかるかな?ってオメガコーナー20kNを付けてやりました。
上はホールダウン10kN+取り合いでリトルコーナー6.5kNの二面使いにしました。
既存柱とC
追加で入れた長手の梁にT字で固定させるために入れた梁です。
10kNのシナーコーナーを横にしたのは埋め木があるから避けるためです。
なので上にしっかり上にも10kNのホールダウンコーナーで留めておきました。
梁Cとその他補強梁
梁が交差する位置にリトルコーナー6.5kN x 2
柱④と梁B他
新規間取りのため柱が2本近くなっています。
10kNホールダウンコーナー x 2
その他
既存梁と追加梁を結ぶ羽子板ボルト
初めて筋交いを入れる
新規で基礎を打ったので筋交いを入れるつもりでした。
で、どうすんの?
さっぱり分からないので水糸を張って寸法を取れるかやってみましたが何の意味もありませんでした。
違う!そうじゃない!!
三角形の1辺求めるなら三角関数でいいだろ?
と、思ってネットで色々見ていたら筋交いの加工方法がありました。
入れる対象の縦横寸法を縮小した長さで差し金に落とし込んで切る
詳細はネットに沢山ありますのでそちらをどうぞ。
初めてでしたが何とか上手くいきました。
筋交金物で留める
筋交い金物で留めます。
ホールダウンがギリギリでした。
付属の構造用ビスで留めます。
筋交い自体もビスで留めます。
できました。
左下の傷はホールダウンのアンカーボルト切る時ディスクグラインダーが当たってしまいました。
これやっちゃいけないヤツだと思いますが、やってしまったのは仕方ないのでこのままで行きます。
完了
筋交いも入り、少し残っている箇所もありますが概ね金物取付・ビス打ちも完了しました。