此処まで来るのには長く険しい道のりでした。
基礎を補強し土台設置し天井と壁の下地も作りつつ根太と断熱材加工、水道関係も整備しようやく床の捨て貼りまで来ました。
前回で合板加工水道と排水管の設置
ビス打ち用に墨を打つ
予め下地の中心にビスを打つ用に墨を打っておきます。
できました。
断熱材一旦回収
2層90mm厚の断熱材を一旦取り外します。
全部外せました。
何処に付けるか外してもちゃんと分かるようにナンバリングしています。
床を貼ったら出来なくなる工事を済ませる
補強土台を入れた時切り欠いた柱の根元へ補修をしておきます。
実は切った木片を戻せるように保管していたはずなんですが無くなってしまっていました残念。
もう時間がないので合板で済ませました。
はい、ちょっと微妙だけどOKとします。
段取り
道具と材料を段取りします。
って置き方汚ねぇー
主な材料は以下
- 防蟻コーキング:コニシ 防蟻シール 320ml #05614 グレー
- 根太ボンド:KU928C-X
- 断熱材用接着剤:セメダイン PM525 MP2kg RE-232
※同等製品:セメダイン 多用途内装用 接着剤 SG-1R チューブタイプ 135ml AX-195
断熱材2層貼り
では断熱材を入れていきます。
断熱材1層目
底面に防蟻コーキングを敷いて
断熱材をはめ込んで
間に防蟻コーキングをして
断熱材2層目
これが断熱材の接着剤です。
はじめて使いましたがサラサラではなくコシのある製品でした。
接着剤を断熱材の発泡穴に押し込みます。
こんな感じでしょうか。
2層目はめていきます。
既存部材周辺は上手く収めなければ
ここは新しい床と古い床の境目です。
上手く収めて次床を造るときスムーズにいくように努めます。
ちなみにここは既存土台は暴れて寸法が一定じゃなく切り欠いた断熱材に浮きが発生してました。
分かっていたのでやや大き目に切って上から押えてやろうと思っていたんですが上手くいかず削るハメになりました。
完了
合板捨て貼り
予め加工しておいた合板を貼ります。
合板同士は2mmの透かし、柱との間は2mm~3mm以上透かし
で貼っていきます。
防蟻コーキングと根太ボンドを塗布
端の目地
中ほど
捨て貼りと言えどしっかり通りを出して貼っていきます。
完了
いい感じで貼れました。
はぁ~~・・・ようやく床ができてスペースが増えました。
大変だった・・・
感慨深いです。
基礎高500mm・105角の土台・大引き、90mm高の根太、90mm厚の断熱材、とてもしっかりした床になり満足です。
ただ時間がかかってしまったのは当方の計画性と技術力が無いからです。
もっと早く出来たらなぁ・・・
養生
もう汚したくないのでさっさと養生シートを貼りました。
床は一旦終了
フローリングを貼るのはいつになる事やら・・・
あとがき
床を貼るまでとても大変な道のりでした。
何が大変だったかというと時間が物凄く掛かってしまった事です。
地震で構造材の欠損や不足している所の外壁が面白いように割れていました。
このように目に見えて強度不足が分かると必要な補強が見えてきます。
あと、どんどんやれる事が増えるとその分やってしまいます。但し、素人だと自覚しているのでなるべく事前確認を怠らず計画的かつ丁寧に施工していきました。
もっと包括的にできないのか
いつも思いますがもっと包括的にアプローチできれば効率的にリフォームできると思いますが素人なので難しいです。
結果論で考えると「もっと早いやり方があった」と気づかされるんですが未経験者が始めから気づく事はあり得ないので仕方ありません。
基礎打ちは大変
コンクリートに対してミリ単位で精度を出すのがとても難しいです。
掘削すればするほど土(只の土だが産業廃棄物になる)が出ますし硬化まで時間も掛かります。
ダイニングキッチンだけで複数回打ってトータル2リューベ程コンクリートを使ったと思います。
「たられば」ですが、床を貼り替えるだけでスピード勝負ならなるべく広く解体して4日くらいで出来そうです。
断熱材の効果は如何ほどか?
以前ダイニングキッチンの床は冬は冷たくてスリッパを常用していましたが全面基礎で囲い、厚さ90mmの断熱材を入れた事で、床が冷たいリビングから脱却できるのではと期待しています。
さてどうなるか。