昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに37 ユニットエリア下地編4 ~傾いた柱に扉枠を造る~

傾いた柱に間柱を添えて垂直にしたビフォー・アフター 下地

以前の浴室は狭くて新しいユニットバスが入らなかったのでユニットバスは別の場所へ設置する事になり土間・基礎・土台・天井・壁とDIY工事してきました。今回は傾いた柱に間柱を添えてユニットバスへの入口を作りたいと思います。

今はもう有りませんが我が家にあった思い出いっぱい昭和の元浴室です。

そして新しいユニットバスはここに設置します。
ここは昔押し入れ、1988年のリフォームで父のミニな書斎。
その後当方の書斎~本棚

ユニットバスはこんなヤツ希望。

新しいユニットバス入口

そしてDIYリフォームでこうなりました。
MADE IN 素人 やってやれない事はない。
これから青の点線部分へ垂直にユニットバスの扉が合うように間柱を添えて枠を作ります。

この2本の柱は2方に向倒れています。

方向は向かって右と手前です。

ユニット図面

ダイケンさんの展示場を出向いて図面を出力してもらいました。

これが立面図

「B展開700」とあります。
700あればいいの?

こっちが平面図

こっちは少しややこしい。
寸法が散っていてどれを加算すればいいのかじっと見て

図面から開口寸法を拾うと・・・

664mmでいいような
でも、もしかしたら664 + 18 + 20 = 702mm
かな?開口寸法は最大で702mm?あれば良い?

ユニットバス寸法入り平面図詳細1

斜線の部材の意味は?

ところでこの斜線の材料は木枠を意味するんだろうか?
これは後付けする木部なのかな?

ユニットバス寸法入り平面図詳細2

ダイケンさんに聞けば分かりそうですがさっぱり分かんね・・・
取りあえず開口寸法は702mm以上あれば安心っぽいです。
広い分は幅を詰めれば良さそうですし。

ツーバイ材を使う

柱の傾きを最も無駄なく垂直にできる寸法は140mmジャストでしたので
ツーバイ材の38mm x 140mm x 3m が最適だと判断、2本購入です。

現在、2×材で最も多く使われている樹種は、「SPF(エスピーエフ)」と呼ばれるもの。 これは、スプルース(Spruce、米トウヒ)、パイン(Pine、マツ類)、ファー(Fir、モミ類)などの常緑針葉樹の総称で、いずれも成長が早く加工がしやすいことから、建築材である2×4材に適しているとして昔から使われてきました。

https://www.komeri.com/contents/howto/html/02070.html

ミラクル!!

マジで?
何と奇跡的に傾斜を修正した後の開口寸法が703mm!!
今日はツイてるな。

ツーバイ材加工

採寸して切り欠きの墨付けて

切り欠いて
ってSPF材って柔らかいな・・・
これ大丈夫?

だそうです。

垂直に付ける!!

こっちも

両方の垂直がセットできました。

間柱1本目取り付け

採寸してスペーサーを切り出し、間に叩き込み垂直にしていきます。

上が右に傾いているので一番下に最も大きなスペーサーが入ります。
ちなみに手前にも傾いているので4方向寸法が違います。

クランプで留めつつ303mm間隔でスペーサーを入れていきます。
両方が空いているので入れるのも叩くのもやりやすいです。

ウレタンハンマーでやさしく叩き込み

随時垂直をチェック

ビスを徐々に打っていき
※ビスは柱までの距離によって変え、長さ120mm~90mmを使いました。

1本目完成!!

間柱2本目取り付け

2本目開始です。

今後は逆に上が一番大きいスペーサーが入ります。
加工後クランプでガッチリ留めて

時に樹脂パッキンで寸法を測ったりして

303mm間隔でスペーサーを入れていきます。

垂直をチェックしながら

ビスを打ちます。

完了!!
真っすぐになりました。

ユニットバス出入り口扉開口部造作完了!!

垂直に立てるユニットバス扉枠 ビフォー・アフター
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