浴室の引っ越しに伴い押し入れとLDK一部を脱衣所にします。
ここは四面部屋に囲まれたエリアで周りが出来れば出来てしまう場所、逆に言うと周りが出来ないとやりにくい場所なんです。
元々の状態
押入れだった所を解体して脱衣所の一部にします。
こんな押し入れです。
すごい昭和感・・・
隣の寝室はリフォーム済み
隣の寝室はテストケースで大工さんに入ってもらい押し入れを残して壁と天井を造ってもらいましたので
ここです。
この隣なので壁の通りは一応一面だけ出来ています。
棚を外して壁を抜き、全解体しました。
先行して床下地を作るが・・・
周りが出来ていないけど床が無いと移動が大変なので出来る箇所は先行して作りました。
その後、壁の通りが出る
時間が経過して隣接する周り三面の通りが出ました。
ちなみに現時点で確定している壁の通りは以下です。
家が歪んでいる
家は多方向に歪んでいて部屋単位の通りを直角で出す作業は一筋縄ではいきませんでした。
我が家には図のような沈下傾向があります。ですが、これだけでは矛盾が発生して通りのズレや歪みの原因の証明にはならず
建築当初からなのか沈下なのか或いはそれ以外の何かなのか
それとも全部なのか・・・謎は解けないままでした。
で、結果
多分寸法は程々に造られた家
というのが正しい見解ではないかという所に落ち着きました。
水平だったらどんなに楽だったか
最初から全解体して家をジャッキアップし水平垂直を戻して作業する事ができればこの問題は大幅に改善されたように色々経験した今なら出来ない事もないとは思いますがリフォーム着手当初は経験的にも技術的にも不可能でした。
随分出来上がって来て今からジャッキアップすると造った箇所が狂うので、現状から水平垂直を出しつつ直角は全体を見て合わせていくしかないようです。
天井下地組み
通りが四面全て出ていますので高さと水平を出すだけで天井の下地組みは簡単に終わりました。
メッチャ楽!!
いいですね、楽に垂直が出てるって・・・
床下地
残りの根太をズラして付ける事を想定し先行して組みました。
一旦根太解体
先行して組んだのは良かったのですが、角や隅の収まりが芳しくないのと寝室側の根太掛けは最初から周りより2~3mm落ちていました。
なのでやり直します。
ガチガチに留めていたので解体は根太掛けの表面が剥がれたり結構大変でした。
根太解体完了
根太組み直し
そして組み直し
取り外した根太は別の場所で使います。
3mmのベニヤを挟んで高さを修正しました。
悩みましたが新規土台に根太掛けは作らずそのまま根太を付けました。
透かしたけど、全部繋げても良かったのかな?
壁の下にある下地何て言うんでしょうか、取りあえずできました。
そしてこんな感じになりました。