【浴室】昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに#7 はじめての天井下地組み

天井下地の無い時期と施工後のビフォー・アフター 天井下地造作

築50年の一戸建て我が家をDIYリフォームしています。
ユニットバスの天井下地をはじめてを組んでみたいと思います。隣の部屋を大工さんに施工してもらい手本があり口頭でも方法を聞いているのでDIYでやってみたいと思います。

風呂場について

我が家の元風呂場は、昭和の香り滲み出る風呂は脱衣所が廊下、風呂はホーロー製の狭小。
1988年のリフォームは毛が生えた程度のレベルです。

以前の狭小風呂

空間が狭いので現代のユニットバスが入らず元々押し入れと部屋の一部をユニットエリアにします。

ユニットバス設置先

全て天井初めての木材での天井造作にテストとして先行してやってみます。
失敗してもユニットに隠れて見えない所ですので最適です。
今は片方の収まりが決まらないため天井7割程度の作業にまります。

【浴室】昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに#2 設置場所を解体
風呂場が狭く間取り変更も不可のため引っ越します。知人に紹介してもらった設備屋さんに事情を話し専門性の高い作業ついてお手伝いしてもらうように依頼したところ解体してみないと必要な情報が揃わないという事でこちらで解体することにしました。
【浴室】昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに#1 構想
昭和感満載の狭小風呂は狭くてユニットバスにするには別の場所へ引っ越しするしか方法がないようです。引っ越し先を指定してプロに相談すると良い返事を得られ、間取りの広さから1216というユニットバスを提案されました。
【浴室】昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに#3 旧浴室を解体
古い昭和感漂う狭小風呂はユニットバスへ替えるだけのスペースを持たず不要にて浴室ごと解体する事になりました。また、脱衣所を設ける場所も現在押入のため土壁を抜きます。そして建築廃材をはじめて業者へ引き取ってもらう体験をしました。

最初は時系列を遡る投稿です。

ユニットバスの図面

これが設置予定の1216ユニットバスです。

平面図

ユニットバス収まり平面図面

立面図

ユニットバス収まり立面図面

収まる空間

こんな感じです。
下から天井を見上げた図書いてみました。

真上から天井を見上げた寸法・部屋名を記載したイラスト

過去の解体

これは随分前に解体した写真です。
リフォームしていた壁と天井を撤去しました。

以前解体した時の写真です。

解体直後1

元々は押し入れでここにユニットバスが入ります。

解体直後2

今回の解体

今回更に上のベニヤを剥がして

更に解体した後1

ユニットの収まりまで石膏ボードを剥がしました。

更に解体した後2

ここに下地を組みます。

天井下地組み対象場所

下準備

土壁押さえ材で土壁がこれ以上落ちないようにします。

土壁押え材と紙コップとハケ

ハケで塗布

土壁に直接ハケで押え材を塗る

完了

土壁押え材塗布完了

垂直検査

レーザーで柱の垂直を見ます。

この先に天井部材がないといけませんが柱が手前に傾いているのであまり心配する事はなさそうです。
いや、傾いてるのはダメだ・・・

柱が手前に傾いているので柱根元を考慮しなくてよいという趣旨のイラスト

手前に傾いています。

柱の傾き具合

こちらも前に傾いてます。

柱の傾き具合をレーザーで示す

金物

金物付けておきます。
この時金物選びが分かっていなくて結構耐震金物じゃない金物を付けてしまっています。
もっと分かっていたら耐震金物付けたのに・・・
でも結構値段張ったしデカいビスは構造用ビスじゃないけど結構悪くないのかな・・・

柱・梁に金物

裏に下地を作って合板を貼っておきます。
合板の主な理由はここに土壁を塗りたかったからです、防音も兼ねています。

壁奥に合板

こちらも耐震金物の力を未だ知らない時です。
金折れ金物というヤツです。大きいからそれなりに強度はありそうな気がしますが今となっては「何でソレ選んだの?」ってなるヤツです。

金折れ金物

こっちは偶然耐震金物です。

耐震金物6kN

吊木り受け

ネットで名前を検索したらどうやら「吊木受け」というようです。
土壁仕様の壁に大壁を作るにはこのような受け材が効果的だとプロに教わりましたので実践します。
長手の両サイドに付けます。

ちょっと写真が無いんですがレーザーをちゃんと当てて墨出しして取り付けました。

吊木受け1
吊木受け2

吊木受け付きました。

吊木受け取付完了

吊り木を仮留め

慎重を期して吊木を仮留めしていきます。
吊木は野縁の収まりより3~5mm透かしています。

天井下地の構成断面イラスト

仮留め1本

吊木仮留め局所

仮留めできました。

吊木仮留め全体

野縁受け

野縁受けを付けるときに1本ずつクランプで押えこんで吊木と共にビスを打ちます。

吊木受けと野縁受けをクランプで挟んで

野縁受けをクランプで留める

吊木に2本目のビスを打っていきます。
これで吊木を確実に野縁受けに沿わせることが出来ると思います。

吊木に更にビス打ち

野縁受けは下穴をやや斜めにしてビスを打っていきました。

野縁受けに下穴ドリル

455mm間隔で野縁受けを付けていきました。

ユニットエリア一部の天井下地野縁受け取付OK

釘打ち

ビスだけではなく釘も打っておきます。
これは45mmのスクリューです。

吊木にスクリュー釘を打つ

吊木受けにも釘追加。
こちらは75mmのスクリュー釘です。

吊木受けにスクリュー釘

こんなヤツです。

ステン平頭スパイラルリング10x75mm

ポンチで釘頭を叩きツライチか1mmほど埋まるように心がけます。

ポンチで釘を沈める

できた!

吊木に釘打ち完了

水平も良さそうです。

水平チェック

良さそうです。

水平チェック野縁受け同士
水平チェック野縁受け同士アップ

野縁受け完了

木材製の天井下地を初めて組みました。
野縁は未だつけませんので一旦完了です。

ユニットバス天井下地野縁受けまで完了

野縁取付(一部)

1面だけ壁を作ります。
これも経験値を上げるために先行して行います。
野縁と壁の上枠を石膏ボードを挟んで取り付けます。
石膏ボードは未だ貼らないので端材を使い後で取り外します。

壁に沿って野縁を2本まだクランプで留めて固定します。

野縁2本並べて取付

下穴を空けます、初めてなので慎重を期してます。

野縁にドリルで下穴

留めた状態で51mmのコーススレッドを打ち込みます。
ちなみにステン製です。

野縁にビス打ち

クランプで挟んで仮付しました。
こんな感じで天井が貼られますね。
天井の隙間にボードが飲み込まれる形でやってみたいのでこうしました。

仮で石膏ボードを付ける

次回壁下地作ります。

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