【1階廊下】床を作る#3 大引き・根太編 床下点検口も付ける

床解体後と基礎・土台・床下地作成後のビフォー・アフター 床造作

あらゆる初めての事づくしで素人の当方には新鮮ですが、他方やれる事が増えた分どこまでやればいいのか分からなくなってもきました。

廊下の床をリフォームしようとしたところ此処はパンドラの箱だったようで大変なになりました。
まさに知らぬが華。

前回までに問題のある箇所は解決し元々あった構造は新しいものに置き換えて復旧させました。
余っている材料も上手く使用して現状の構造に追加、強度向上を狙いつつ床をアップグレードさせていきたいと思います。

対象の廊下はここです。

根太受け(廊下半分)

玄関側から始めて廊下を2エリアに分けて施工します。
分けた理由は奥は次の収まりが明確に見えず、現在確実に施工できるのが廊下のおよそ半分だったからです。

根太を下から支えるための根太受けを貼ります。
27mm x 90mm ホワイトウッドです。

1日置いて2枚目の根太受けを貼り付けます。

貼り付け完了。

補強大引き

柱のある袂に余っている90角のヒノキ材で補強を走らせてみます。

金物で接合

金折り金物90mm幅をビスとコーチボルトで接合していきました。
後で大工さんに指摘を受けましたがこの垂直にカットした部材同士を組み付ける方法はネットで調べると「イモ」というらしくあまりよろしくありません。

具体的になにが良くないかというと

  • 接合部に仕口がない
  • 適した用途の金物を使用していない

という2点がよろしくない原因です。
つまり一体化が甘いということです。
が、この時はこれが精一杯でこれ以上の事は出来ませんでした。

まぁでも無いよりあったほうが良いですし現時点で自分にできる最高の施工を行いました。
強度の向上はしたしプラスはあってもマイナスはありません。

階段を降りて踏む場所にも大引を入れて補強しました。

玄関のビフォー・アフター

この酷い状態からここまで直したので無駄ではないと断言出来ます。
しかし時間がかかってしまっているのはマイナスです。
もっと上手くやれないものか・・・

床下狭い

床下大引きまでの高さはおよそ230mm、大引きの無い箇所は320mm程、潜れないことは無いですがちょっと狭いかな・・・
高さは元々これがデフォルトですので良しとします。
最悪狭すぎると判断したらあと土を掻き出して30〜40mmは高さを増やすことが出来ると思います。

根太(廊下半分)

基礎補強した上に乗っている土台のアンカーボルトを根太の面より下になるように切断しました。
ネットで調べるとアンカーボルトはナットからネジ山は4~5以上出すのが良いという事でしたのでそのようにしてみました。

根太ボンドを塗布

303mm間隔で根太を取り付けていきます

廊下半分の根太が出来ました。

床下点検口

ここは階段下の天井がとても低い場所です。
建築当初は何もない空間、リフォーム後は収納庫になっていました。
他に転用する案も思いつきませんでしたので収納庫として復活させます。
その際、床には何かあった時、床下に潜れるよう点検口を付けておきたいと思います。
サイズは600mm x 450mmです。 

試しに置いてみる。

同梱された説明書に従って少し細めな部分もありますが下地に補強を入れて完了

根太受け(もう半分)

別件の工事をして周囲が決まったので後半分の廊下も施工します。
まず、途中で切れている土台を貫通ボルトで繋げて補強して延長しました。

ボンド塗布

2枚貼り付け完了。

根太(もう半分)

残りの根太を取り付けます。

完了、廊下に根太が敷けました。

素人がここまでリフォームをやって思う事

全体の設計が難易度高だということです。
今回のような床工事は比較的簡単だと思いますが全体の設計が最も大変で明確にイメージするのは難しいです。

出来れば解体は最小限にしたいし・・・
ある程度イメージできてもそこに至るまでの寸法や全体の収まりが可能なのか?ダメならどうするのか?などなど考えていたら迷路にハマっていきました。
どこかで「これで決める!!」とかしないと先に進めないですね。

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