【ダイニングキッチン】壁下地造作編#1 ようやく壁の通りが出る

壁下地作成 壁下地造作

ダイニングキッチンの天井がある程度できたので壁下地を組みたいと思います。
この壁下地の面が出る事により周辺の通りもようやく決まります。

現在

壁下地を組むのはココです。
天井に野縁受けまで組んで壁を下せるようになりました。

この面は防音対策のため出来れば石膏ボード2枚貼りしつつサッシ枠を越えないようにしたいので悪戯に壁を吹かすワケにいかず慎重に行っていきたいと思います。

場所はここです。

今回の壁下地作成場所であるダイニングキッチンを平面図面で説明

野縁を付ける

先ず、壁際に野縁を付けます。

今の状態を図にするとこんな感じです。
吊り木受けに吊木が付いて、野縁受けが付いています。


天井下地になる野縁を金物分を切り欠いて

付けます。

図にするとこんな感じになりました。

上部ランナーを付ける

壁下地の面に沿って上下に走らせる下地の事を呼び方が分からないので此処では軽天下地での名称「ランナー」で呼んでいます。

野縁の下にランナーを付けます。

図にするとこうなりました。

このとき野縁とランナーとの間に9.5mmの隙間を空けます。

写真では9.5mmではなくて9mm合板で間を空けていますがこれは石膏ボードを野縁とランナーで挟むためです。
プロ曰くこうやって石膏ボードを飲み込ませて貼るとボードが経年でも垂れてきにくいという事です。
本当は天井ボードを貼ってからランナーで押さえるのが正しいと思いますが今ボードは貼りたくないので隙間を空けたままで下地を組みます。

別の職人さん曰く「見切りがあるのでここまでする事はない」という意見もありましたが最悪石膏ボードを飲み込まさなくても影響は無いですし素人なので質実剛健でいきました。

【浴室】昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに#8 はじめての壁下地組み
以前一部の天井下地を組みましたが続いて壁下地を組んでみたいと思います。これはテストケースで、試してみたい方法が2つあり、一つ目は当方が考えている壁下地の構成、二つ目はプロに教えてもらった施工で、此処は不陸を起こしたり良くない施工になっても隠れる場所なのでテストに適しているという事でこちらで試してみます。

両サイドに間柱を立てる

両サイドに間柱を立てて問題ないか見てみます。
間柱を立ててレーザーで垂直を見て

もう片方も立ててみて

繋がりました。
問題なさそうです。

図にするとこう

下部ランナー①

元勝手口の下部にランナーを走らせます。
ドアがあった付近が周りより22mm程低いので根太ボンドを塗りたくって

板を重ねて高さを調整します。

これで手前と高さが大体合いました。

この上から45mm角米松材を付けてランナーにします。

下部ランナー②

残りのエリアは45mm x 90mm ヒノキ材をランナーにします。
なぜこんなに幅の広い材料を使うかというと間柱を置く場所が通りを出すには不安定だからです。

そこで幅広のランナーを採用

断面図にするとこんな感じで、広い材料を土台にランナーとして打ちつける事によって間柱が十分安定すると考えました。
根太も十分掛けられるので問題ないと思います。

根太ボンドを塗って

ここは本付け、ビス留めしました。
奥の墨が間柱の面になります。

柱を留め付ける

壁の通りが確定したので仮留めだった新規柱を本留めします。

柱留めイチロー

10kNシナーコーナー

詳しくはこちら

【ダイニングキッチン】躯体追加#4 部屋の全位置確定 金物を取り付けまくる 初めての筋交い取付も
浴室の移動によって間取りが変わり壁が出来ます。壁を立てる際、どうせなら補強になる壁をと基礎を打ち土台・柱・梁も設置しました。今回は金物を取付まくるのと筋交いを付けるという投稿になります。

壁に4方枠が出来た

未だ仮付けですがこの外壁側の壁枠の四方が決まりました。

図にするとこんな感じです。

関連する通りを決定する

壁下地の面(に通り)が出てたので隣の面と直角で通りを出して仮付けだった柱や梁を留め付けてしまいます。

水糸で直線を確認、微調整を可能にしていた仮付け状態から動かないように本付けします。

レーザーで垂直も確認

金物で留め付ける

梁も水平・平行を確認して留め付けていきます。

全部水平・垂直・直角で金物をガンガン留め付ける!!

柱と土台に20kNオメガコーナー

梁と柱に10kNホールダウンコーナー

梁と梁に6kNリトルコーナー

留め付け完了

金物をバシバシ取り付けて一旦完了です。

次回は残り間柱と左側の壁を立てていきます。

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