DIYで築50年の一戸建てをリフォーム中です。
昔の風呂場跡をランドリールームとキッチンパントリー(食糧庫)として再生させようと施工中です。
場所はこちら
前回防音断熱を目的として200K50mm厚のロックウールを壁に詰めました。
壁下地と天井下地を組んでいきますが以前、設備の収まり等を悩みながら施工していました。
こちらを更に進めていきたいと思います。
先ずは床から
仮置きだった床の根太を本取り付けしていきます。
直交する下地は床鳴りの原因になるようなので密着させないように4mm程空かして
位置の確定している箇所の取付は完了。
写真手前の開口は床下点検口ですがここはちょっと土間と床との高さに難点(ミス)があり改善の余地があるので仮置きのまま放置です。
天井と壁の下地を組む
決めた部屋の位置に間柱を立てていきます。
既に間柱の垂直は出ていて仮置きしています。
下地の構造はこんな感じです。
吊木受けの裏側を壁下地の角としつつ、その間の下地も同様の垂直位置に留め付けて裏から間柱を支える下地とし、それに被せる形で縦に間柱を立てます。
※間柱端部は土台と桁に連結しています
水糸で通りを確認しながら間柱を留め付けていきます。
土壁を残している場所は土壁を掘って裏の下地を組みつつ縦の間柱と横の胴つなぎを入れていきます。
米松45mm角で間仕切りの枠を作る
赤の点線でトイレとランドリールームを間仕切りを立てて区切ります。
間仕切り壁材は米松45角で造ります。
下と横から野縁受けに突き合わせて
枠を作ります。
45mm角って壁厚薄くね?大丈夫?
薄いですよね。
よくある壁下地は105mm角の柱に15mm厚の胴縁を流してこんな感じなのがメジャー級の壁下地であろうと思うんですね。
メジャーな壁下地
壁厚は105mm+例えばPB(プラスターボード)12.5mmで
壁厚は160mmになるだとか
ややマイナーだけどアリな壁下地
胴縁のスペースを節約して胴つなぎにしても壁厚は105mm+PB12.5mmで
壁厚は130mmは必要だとか
そりゃ出来ればいいんですが。
そんなことしたら部屋狭くなるじゃないか
上記のような「標準的な壁厚」に費やせるほどスペースに余裕がありません。
また、以前リフォームされた壁厚は解体してみると35mm角の間柱と5mm厚のクロスベニヤでして
35mm+(5mmx2)=壁厚は45mmだったということで
しょぼい、しょぼすぎる・・・そう思いましたがこの壁厚で良いなら色々考えた結果
下地は10mm太い、更に12.5mmボードを使って「壁厚は70mmになるなら全然OK」だろうと考えました。
なので間仕切りの壁厚は70mmでいく
という訳で間仕切りは45角で立てて壁厚は12.5mmの石膏ボードを両側貼って70mmとします。
では、上下に走らせた木材に今度は均等に中2本の間柱を立てて
これまでの施工で出た端材をフル活用しながら横の下地を組んでいきます。
今こそ使う時とばかりに下地を入れていきます。
天井下地も同時進行で野縁受けも付けて
ビスは打ってないけど間仕切りが立つ
まだビスを打ってませんがトイレとランドリールームを仕切る間仕切りが立ちました。
木材を0.5mm単位で加工しながらコンコンと入れていきましたのでビスなしでも落ちません。
この状態からビスを打つと木材どうしが僅かにめり込むのか更に少し隙間が空く筈なので概ね無理なく寸法ピッタリの下地になるのではないかと思っています。
今まで下地を組んできて思った事は加工で無理をするとどこかが歪んでしまい折角寸法を測って加工した下地が狂ってしまったりするので大き目の材料をネジ込むことは極力していません。
逆に1、2箇所僅かな加工ミスで養生テープくらいの厚みが空いてしまいましたが材料が勿体ないしこのままいきます。
KD米松45mm角における年代別の価格と品質
KD米松の端材を利用していて気が付いた事があります。
それは少なくとも当方の購入するホームセンターでは購入した材料は価格が高くなり品質が落ちているという事です。
以下の写真をご覧ください。
2019年の年輪と年輪の広さと2023年の広さがこんなに違います。
重さも全然違います。
2023年に買った木材の方が早く成長した木材で2019年に買った木材の方が長い成長期間を確保されているという事ではないでしょうか。
何故年代が分かるかというと
- 2019年の材料は面取りが施してありました。また特定の保管場所に置いていたので2019年確定です
- 2021年の材料は面取りが無くかつ最近購入した物ではないからすぐ分かります
- 2023年の材料はほんのつい最近今買って来たから
偶然っぽくも見えますがウッドショック以来商品を選ぶ際にもこの傾向は顕著でした。
価格が上昇、面取りされた商品が消え何度かトゲが刺さりました。
最近になればなるほど木材の重量が軽くなり、年輪と年輪の間が広い材料が増えました。
なるべく中身の詰まってない木材は買わないように気を付けてるんですが店にある木材全部がこんな感じの品質で選ぶ余地が無いとかまであります。
ここにも価格の事はちょっと書いてます。
振り返ると2019~2020年頃の材料は品質良かったです。
日本中茶番劇だらけ
この木材高騰が本当だったのか茶番劇だったのか知りませんが日本全土であらゆる商品が値上げされ中には多くの嘘・茶番が透けて見えて呆れます。
野菜や米などは値上げされても全部生産者の方に行くならいいんです。でも中抜きだけが儲けて生産者の方々にはいってないようです。
日銀ガーとか為替ガーとか国際競争力ガーとか経営ガーそんな事どうでもいいです。
やり方が汚いんだよ
メディアが不安を煽り、1%の事実を90%の事実として報道しつつ80%の真実を隠しワザと感違いさせるという情報詐欺が横行中
沢山の嘘つきが「嘘は言っていない」言っている。
ほんとバカバカしい。
間仕切りを固定
脱線しましたので戻します。
位置・水平垂直取り合いなどをチェックしてOKだったので
ビスを打って間仕切りを固定したいと思います。
完了です。
基本的にはジョイント1か所につき75mmビスを上下に1本づつで対応しましたが頑張って2本にした方が良かったかなぁ・・・
でも、2本打ったら割れそうだったんですよね。
下地を握ってパワーで揺らしても微動だにせずしっかりとしているから大丈夫だと思います。
これで無事トイレとランドリールームを分ける事ができました。