ダイニングキッチン22 土台設置4

基礎へ土台を設置したビフォー・アフター ダイニングキッチン

床を張り替えようとしただけなんです。
床を捲ったら基礎が割れてるんですよ・・・これは補強しないとヤバいって思ったのと
こんな工事、自分でできるんだろうか?という疑問を解消したくってやってしまいました。
そしてこんな大事になってしまいました。
割れた基礎へ全面補強基礎を打ち、更に廊下側に新規で基礎を打ちダイニングキッチンは全方位新しい基礎に囲まれています。
土台も概ね設置でき土台の終了も見えてきました。

この工事は自分でできるのかという件の結論:大変だけど出来るよ!!

土台設置中のダイニングキッチン

土台1本目

残すところこの1辺です。
ここは元々土台が存在しておらず、一番奥は基礎もなく壁はオーバーハングしています。

今から設置する土台位置を平面図面イラストで解説

ここに土台を2本束ねて付けようという計画です。

基礎が無い場所と有る場所の境を解説する解体当初の写真

墨出し

土台を設置する位置をを決めます。
部屋側が補強で増し打ちした基礎で、外側は見た目新しく見えますが既存基礎にコンクリートを被せたモノになります。

手前は新規基礎なので収まり寸法でアンカーボルトを埋めておきました。

基礎上に土台を乗せる墨を出す1

レーザーで2つに割って

基礎上に土台を乗せる墨を出す2

アンカーボルトと基礎幅のバランスで決めました。

基礎上に土台を乗せる墨を出す3

仕口を刻む

元々土台が無かったら場所に2本も束ねて土台をつくるので力の掛かり方は変わるでしょうが土台がない状態と比べても有る方が確実の強度が高くなるはずです。
それでもイモはダメだろうということです1本は仕口を掘ります。

名前は大入れ蟻掛けとかいうヤツだと思います。
何度かやって少し慣れてきました。

これがオス用の墨

大入れ蟻欠けオスを墨

ハイ出来上がり
オスはそんなに面倒ではないです。

大入れ蟻欠けオスを刻んだ

次はメス
墨付けてダーッと切れ目入れて

大入れ蟻欠けメスを刻む1

掘る掘るこれがちょっと面倒です。

大入れ蟻欠けメスを刻んだ

できたので入れてみます。

大入れ蟻欠けオス・メスを接合

良く無いかも知れませんが特段悪くもない感じです。
仕口を掘るのは、始めは緊張していましたが慣れてきてちょっと新鮮味がなくなってきました。
「もっと綺麗に刻もう」「もっと色々なバリエーションに挑戦しよう」とかいう意欲は湧かないので個人的にはあまり好きではないんだと思います。

土台設置・補強 廊下編 ~初めて仕口を刻む~
間取り変更に伴い基礎を増設しました。また、1部のブロック基礎を鉄筋コンクリートの基礎へ置換しましたので今から土台を付けていきます。

アンカーボルトの穴

M12アンカーボルトに14mm程の穴をなるべく真っすぐに空けます。
これも少し慣れてきて大きくミスるっていうのが無くなってきました。

ドリルでアンカーボルト穴を空ける

はい、入りました。

基礎上で土台接合完了

あら・・・ちょっと表面欠けちゃった。
まぁしょうがない。

接合部分1

これは水道管を通すための下部の切り欠きです。

土台水道管部分切り込み

こんな感じで水道管が入ります。

水道位置

土台の水平確認

これは基礎の水平とレベルをミリ単位で揃える事の難しさ、一人でコンクリートを打つ大変さを味わった代物です。
打設の終盤、意識がもうろうとなってコンクリートのレベルが落ちていたのにも気づかなかった場所で結構下がってます。

土台は(多分)水平が命!!

土台に水平レーザー

だと思うのにこのスペーサー数・・・

基礎パッキン基礎スペーサー

基礎は難しいです。

土台水平レーザー2

でも、スペーサーがあるから何とか水平にできます。

土台水平レーザー3

水道管に断熱材を巻く

元々一応巻いてありましたが劣化しているし長さが足りないので買って来ました。

水道管断熱材

新しいのに新調です。

土台下に断熱材を巻いた水道管1

なんかそれっぽい。

土台下に断熱材を巻いた水道管2

スペーサーが無くなって来た

基礎スペーサーが無くなってきました。あと、どのくらい要るか見るため樹脂パッキンで代用しています。
集計して後で買いに行きます。

基礎不陸調整中

ここが一番下がっていて酷いんです。
コンクリート打設時、意識が飛びそうになって見えなくなった場所です。

基礎不陸調整中2

アンカーボルト

土壁を掘ったら留めていないアンカーボルトが出現したので

既存アンカーボルト手締め

こちらも座金とナットで締めておきました。

既存アンカーボルト締め完了

土壁を塗り直す

土壁を塗り直します、防音の為です。
落とした土壁をリサイクルで使います。

先ず、不純物をなるべく取り除いて水と混ぜていきます。

土壁を混ぜる

土壁に水を含ませて

土壁を水で濡らす

既存壁には

土壁を塗る

今回はなるべく垂れないよう・割れないようにマスカーとベニヤをクサビで押えて乾燥を待ちます。

塗った土壁にマスカーとベニヤ・クサビで養生

土台2本目

基本1本でも十分な所2本入れるし、ボルトで繋ぐし、金物で留めるし、2本目は仕口もう要らないでしょう~

土台大入れ蟻掛けとイモ右

ハイ、寸法はこれでいいねすね。

土台大入れ蟻掛けとイモ左

水平・高さもOK

2本まとめ土台1

この2本、後はボルトで連結させます。

2本まとめ土台全体

本日はここまで。

ダイニングキッチンの土台全体

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