今回は新しく作った窓廻りの作業と既に入れた30mm厚押出ポリスチレンフォームへ空気層を挟んでロックウール50mm厚を入れた壁を作っていきます。
前回はこちら

今回の作業対象場所
今回はこの壁面です。
ここへ2層目の断熱材と窓廻りの作業をしていきます。

なお、此処はコーナー窓のため筋交いが切られて著しく耐力が低下していたこの壁面を
土壁を落とし、窓を埋め、補強し直して現在に至ります。

出窓の壁下地を組む
まぁちょっとした場所なんですが全部傾いているのでいちいち水平垂直に下地を組みなおさないといけないというのが面倒くさすぎです。
が、やらないとしょうがないのでやっていきます。

不規則な寸法の下地を切り出して取り付けます。

薄いながらも断熱材(スタイロフォーム)も詰めて

取り合えずOK
出窓跡に断熱材(ロックウール)を入れる
リフォーム前、冬には結露まみれだったこの出窓は外壁から作り直しました。
構造上全方位は無理ですが、窓のある面には50mm厚80Kのロックウールを2層(100mm)入れていきます。

1層目に50mm厚のロックウール詰めて

小さなロックウールの切れ端も「のり」で接着して使っていきます。

更にロックウール2層目詰め込み100mm厚完了。

結露におさらばするため、防湿防水シートも張っていきました。
なお、この壁面は土壁を完全撤去しているので周囲と縁を切って防湿防水シートを全面に張るつもりです。

防湿防水シート張りは色々考えての事なのですが本当に結露しないのか?
多分しない…筈。
しないんじゃないかなぁ…頼む、しないでくれ…。
出窓の天板を取り付ける
続いて新しい縦滑り出し出窓に天板を張っていきたいと思います。
天板について
この材料は以前ドアとして某オークションで落札したものですがドアとしては使えなかったので新しい配属先です。
MDF材の化粧シート物ですが幅も適度にありデフォルトで小口が隠れているので
ここの天板にできると判断しました。

天板加工
カット。
限りのある材料、1mmも狂わせてはなりません。

天板を納めてみる
しゅ~~~

スコン…

窓枠仮で付けてみました。
窓っぽい。
天板と壁の間は小口ありの巾木的なもので納めようと考えています。

天板を固定する
天板の固定方法は、接着剤が必須なのかそうでないのか、やや疑問でしたが防湿防水シートを敷いている時点で接着剤は無効なのでビス留めオンリーで行きたいと思います。
ここは外、外から内側へビスを打つため下地がある場所へ下穴を開けます。

で、慎重にビスを打って天板を貫通しない長さなのか確認します。

ビスが天板に留まりかつ、天板を貫通しない長さだと確認できたのでビスで天板が浮かないようにつっかえ棒をして下から上へビスを6本打ちました。

天板が仮完成
ちょっとわかりづらいですが部屋側へ300mmに対して1mm弱の勾配が付いていますので万が一結露っても水は溜まらず落ちる(筈)。

仮で窓枠を置いてみました。
うーん窓っぽい。

窓枠で隠れる位置は天板側からビスを打って固定度を上げる事ができますが、今は打たないでおきます。
ビス打ったら勾配変わるかなぁ…
壁に2層目の断熱材(ロックウール)を入れる
次はスタイロフォームを入れた壁面に空気層を挟んで2層目のロックウールを詰めていきます。

出窓と同じく80Kのロックウールを詰めるのですが、筋交いがあるので50mmと25mmを併用してなるべく断熱欠損しないように詰めていきます。

筋交いがかかる面には25mm厚を入れ

「スプレーのり」で接着していきます。

ロックウール自体に過剰な重さがかからないように高さ900mmピッチで区切っていき

ロックウール詰め込み完了。

この面は防音も断熱効果もそこそこ高くなった?