モルタル外壁に欠落と深めの傷が付いている箇所がありましたが、さほど大きくないから軽く考えて言いました。でも実は何倍もの面積が剝離していました。ここではモルタル除去からエポキシ系補修材で補修し塗装するまでを記載しています。
状態
剥がれ落ちたモルタル壁の損傷は軽度ではないけど重度でもなく一応養生はしておきました。
しかし、いざ補修しようとすると・・・
めっちゃ広がった・・・
既に中でモルタル同士が剝離していて剥がすと、こんなに大きくなってしまいました。
補修開始
気を取り直して補修します。
まず、シーラーを塗布しつつ
剝離した周囲には目荒らしを施し、縦の亀裂にはコーキングのためプライマーと塗布など
各部に適正と思われる処置をします。
縦の亀裂に変性シリコンを充填し砂を吹き付けます。
エポキシ系補修材を使う
Kモルタルというエポキシ系樹脂のコンクリート補修材を練り
補修材を外壁の補修面にプライマーを塗布し貼り付けます。
補修完了
表面を鏝で均して完了です。
硬化後
塗装 ~吹き付けっぽい模様付け~
塗装は下地材1回、塗装2回です。
下地はサラサラのシーラーではなくフィーラーモチモチしたコシがあるものを使用しました。
我が家の外壁はタイル吹き付けという(タイルでも何でもないけどこういう名前らしい)模様がつけられており普通に外壁を塗装すると補修した面はツルツルなので補修後が目立ってしまいます。
そこで、ある職人さんと補修跡について話していてこのコシのあるフィーラーで模様を付けられるのではないかという事になって試したところ上手いきました。
なので、フィーラーでの模様付けは塗装後に思いついたので最初の塗装からやって問題ないように思います。
下地用にフィーラーを塗布
本塗りを2回して
その上から再びフィーラーを立てるように塗り
少し間をおいて立てたフィーラーをローラーで潰すように転がせばタイル吹き付けのような模様を形成
再度2回塗って完了!!
ビフォー・アフター
ちょっと補修材が足りなくってへこんでますが何とかなりました。
横からみると殆ど分かりません。
今回は補修材が少し少なくて、次機会があればもう少し面を合わせればもっとヘコみは無くなりますね。