【浴室】昭和感漂う狭小風呂をユニットバスに#11 壁下地組み

土壁状態の壁に大壁にするため下地を組んだビフォー・アフター 壁下地造作

古い風呂場を解体・撤去して新しい場所にユニットバスを設置します。
以前1面壁下地を作って、天井は石膏ボードまで貼りました。
今回はもう1面壁の下地を組みたいと思います。
柱が傾いているので柱の垂直を頼る事ができず無視して壁を立てないといけません。

施工場所を示す下から真上に天井を見た平面図面

壁下地の受け材

残りのランナー?のための受け材を付けます。
根太ボンドとビスで取り付けます。

壁下地受け

ちょっと近すぎるかも知れませんがレーザーで通りを出して墨を付けます。

レーザーで通りを出す

付けた墨通りに壁の通りになるランナー?(名前がわからない)を取り付けます。

壁下地の受けと下部壁下地ランナー?(名前がわからない)取付

縦の下地(間柱)

採寸して縦の下地を仮で枠状に下地をはめ込みました。

枠状に下地を付けた事を示す写真

中程の垂直も出して既存の柱に下地をビス打ちします。

垂直を出した間柱

柱にパッキン

傾いている柱にパッキンを付けて垂直を出します。

柱にベニヤ等で調 上部
柱にベニヤ等で調整 中腹部

行く手を邪魔するモノを蹴散らす

壁が手前に傾斜していますので傾斜分土壁を掘って押さえ材を塗布しました。
また、元々あった横下地を付けるための?下地跡に胴縁をはめ込んで両側の柱に留め付けました。

出っ張っている土壁を掘る

通りと垂直は決まっているのでそれを邪魔する障害物を全部蹴散らせばいいんです。
下地を切り欠きました。

間柱下地僅かに切り欠き

縦下地を本止めしました。

土壁に壁下地作成中

横下地(胴つなぎ)

455mm間隔横の下地を入れていきます。隣面の施工済み下地とも確認をしつつです。

壁下地に水平垂直レーザー照射

この柱も手前に倒れていますので
柱をまたぐ下地は上へ行くほど薄くなります。

柱をまたぐ切り欠いた下地

ビスなしで一旦はめ込みました。

壁下地仮付け

留め付け

横下地をビスで留めつけていきます。

壁下地ビス留め

ビスは45mmスリムビスを下穴を空けて斜め打ち45度。
インパクトドライバーはゆっくり力まず材料に向かって垂直に。

壁下地ビス留め

上下左右互い違いに半分くらい入れて再び残りの長さを上下左右打互い違いに打っていきました。

これくらいしないと下地がたまにズレるんです。

壁下地斜め4箇所均等にビス留め

無事、不陸なしで留め付ける事ができました。

壁下地斜め4箇所均等にビス留め完了

壁下地完成!!

土壁の上に壁下地完成
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