風呂場跡を再生 内装編3 ~間取りを作る~ 壁よ!垂直を取り戻せ!!

風呂場解体から新しい下地になるまでのビフォー・アフター その他

築50年の戸建てをリフォーム中です。
昭和感満載だった風呂場を解体して跡をキッチンパントリーとランドリールームにします。
基礎や土間を打ったり梁を入れたり土台を補強したりして内装下地まで漕ぎつけました。
現在建物の傾きに苦戦しながら水平・垂直に下地を組んでいます。

場所はこちら。

出来る間取りランドリールームとパントリーの作業場所を平面図面で解説

床下地を付ける

壁の通りが決まったので壁の下地と共に床の下地も概ね収める事できます。
渡す根太は未だ付けませんが壁下地と絡む根太は壁に沿って付けたいと思います。
基礎を新しく打ったり補強して土台も抱かせているので床の下地を置くスペースには余裕があります。

この1段高い所は45mm厚の材料を乗せて根太の面になります。
1段低い所はプラス90mmで根太の面になります。

レーザーで水平確認1

こちらはこの土台に沿って置いてある根太が面です。

レーザーで根太の水平確認

全体はこんな感じになっています。

レーザーで根太水平確認

傾いていた柱を真っすぐにお化粧し直したので床下地を付ける事ができます。
根太ボンドを塗布して

部屋角下地取付のためボンド塗布

がっちり付けました。

部屋角下地取付

方法は色々あるとは思いますがこの方法が個人的には収まりが綺麗だと思ったんで、やりたかったんです。

天井

壁の通り調整できたので間仕切り下地を入れる事ができます。

パントリー・ランドリールーム天井
トイレ上梁補強

壁下地を天井の吊り木受けの後ろに廻したかったので未だ留め付けませんが寸法が出るのでカットして入れました。
壁下地っぽくなってきました。

パントリー・ランドリールーム壁

部屋割りのイメージが未だ沸かない

リフォーム着手当時より大分変更になってランドリールームが当初より広くなり、キッチンパントリーが最早クローゼットレベルの狭さになってしまいました。

パントリー・ランドリールームの床平面図面寸法入り

パントリーを諦めたくないのとこの造りなら余り床を踏むことが無いパントリーの床に点検口を付けたいのでこれで行ければいいなぁと思っています。

コレ使えるの?狭いの?

そもそも狭い事は分かっているんですが、ランドリールームとパントリーはある程度スムーズな使用が出来るスペースを確保できているのだろうか?
当方自身の想像力欠如が問題なんですが、実際に合板を立てて壁作ってみてもみてもピンと来ないです。

パントリー側

パントリーとランドリールームを物理的に仕切って体感で広さ確認1

ランドリールーム側

パントリーとランドリールームを物理的に仕切って体感で広さ確認2

「ピンと来ない」ということは狭くてダメなのかなぁ・・・
この件はひとまず置いておいて

壁下地をしっかり立てたい

建物が傾いているので、桁を柱の根元と垂直に修正した「壁下地の下地」を付けてビスを打ちます。

間柱押え

横から見るとこんな感じです。

間柱押え断面イラスト

留めつけていませんが、いつでも留められる状態にしました。

間柱仮留め

傾いた柱に垂直を出す

これは先ほどの反対側にある柱ですが二方向に8mm/1000mmは傾いていて柱自体も捻じれてしまっている強者です。
※高さ2700mmに対して20mm以上傾いています。
ここには引き戸を入れる予定で枠の際になる箇所です。
引き戸がちゃんと付くように下地を作りたいと思います。

レーザーで垂直を見て

傾いた柱へ垂直に立てた添え間柱

水糸で通りを見ます。

傾いた柱へ垂直に立てた添え間柱下部

そして303ピッチで採寸してパッキンを切り出して当てていきました。

傾いた柱へ垂直に立てた添え間柱中腹部

パッキンは角4つ寸法が違うので加工は面倒でしたが何とかなりました。
こんな感じにカットすると綺麗にハマります。

スペーサーの寸法傾向イラスト

完了!!

傾いた柱へ垂直に立てた添え間柱

寸法ギリギリで切り出したんですが、卓上丸ノコの刃がボロボロで切り口が悪く叩いて入れると剥がれてしまいました。
このまま放置しようかとも思いましたが念のため剥がれた部材をボンドで接着してクランプで圧着しておきました。

傾いた柱へ垂直に立てた添え間柱一部剝離 補修のためボンドとクランプで挟む

翌日の写真です。
何とかなりました。

傾いた柱へ垂直に立てた添え間柱一部剝離して補修後

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