風呂場跡を再生 床下編5 土台補強 ~三位一体!!遂に1本の土台が3本に~

基礎補強から土台補強までのビフォー・アフター その他

風呂場を解体すると壁には風呂釜の穴、土台は切られているし水場というで周辺の土台は他に比べて痛んでいました。
この土台もそうでプツプツと小さな穴が空いている(これ腐食してるよね?)箇所もあって強度に不安が残ります。

補強基礎 仕上がり確認2

もういっその事、交換でよかったのでは無いかと思われることと思いますが解体当時土台交換の技術など持ち合わせている筈もなく工務店に土台補修の金額を聞いたら交換で10万〜という回答でした。
分かります、10万〜なので確実に10万以上というフラグですね。
こういう言い方な場合良くて税込で14万周辺だと推測しました。

まぁそれでも、この時から依頼する事も視野に入れてやっていたのですが何だかんだで少しづつ出来るようになって「ひょっとして頑張ればできるのでは無いか?」という感じになってきてしまいました。
結局ここは交換では無く補強になってしまったんですが、基礎作成と土台も補強してやり方はアレだけど横にも補強が入ってます。
そして今回の土台補強で土台交換以上の強度は確保が出来るのではと根拠なく思っています。

では、基礎が出来たので土台補強します。

金物を外す

既存土台に補強を添えるので留めていた金物外します。

金折金物

基礎パッキンを乗せる

狭いのでカットしないといけませんが基礎パッキンを乗せました。

土台・基礎・基礎パッキン

材料加工

90mm x 90mm のヒノキ材で補強します。

90mm x 90mm のヒノキ材

フィッティング

補強土台を乗せてみます。

補強土台

レベル確認

レベルは大丈夫そうです。
ここでは無く奥のレベルは怪しくなっているのは別の理由です。

補強土台レベル確認

補強土台仮付

初めから構造用ビスを打ってしまうとレベル調整に失敗していたら痛いんで短いビスでほぼ合ってはいますが念のため一旦仮留めしてレベルを調整していきます。

補強土台仮付け

既存土台と補強土台の面合わせ

既存土台がボロボロで側面は段差があるので少しでも面を合わせるため板を挟みます。

根太ボンドを塗布して

根太ボンドを塗布した杉板

補強土台に貼り付けます。

杉板を貼り付けた補強土台

補強土台 本取付

レーザーで水平を見ながらコーチボルトで取り付けていきます。

補強土台取付

少し既存土台側へ転んでいますがこれはもうしょうがないのではと思います。

水平器

金物も本付けしました。

シナーコーナー10kN

コーチボルトはおよそ300mmピッチでヤバそうな場所を避けて留めました。

補強土台取付

補強土台 完了

1本だった土台は遂に両側に補強が入り3本に!!
基礎やり替え&補強&土間も分厚い!!ので随分強くなったのではと思います。

土台補強完了 上から画像

基礎パッキンもちゃんと挟んでます。

土台補強完了 下アングル画像

一部を貫通ボルトに変更

廊下側の土台補強している箇所に一体化する方がよいと考えて翌日コーチボルトを一部貫通ボルトに交換しました。

コーチボルトから貫通ボルトに変更した場所

穴に木片入れる

一旦穴を空けてしまたら芯が無いので座掘りのスクリューが使えません。
そんな時穴に木片を叩き込んだら掘れるんじゃぁないかと

誰に教わったとかではなく勝手に考えて実行したら解決できただけですが
あ、これは丁度いい木の棒が有ったので叩き込みましたが木片で十分可能です。
間違えたり、変更するとき偶にやってます。

座掘りが出来るように穴に木を突っ込む

座掘りができたら

横に座掘りした土台

穴を貫通させて
※これはちゃんと入るか確かめるためにボルトを突っ込んでいます。

座掘りして穴を貫通させた土台

丸座金と共に突っ込んで留めます

座掘りして丸座金でナットを留めた土台

これ、裏側です。

貫通ボルトで留め一体化させた土台

こんな感じになりました。

貫通ボルトで留めた複数土台

何もないときに比べたら随分強くなったと思いますよ。

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