【ダイニングキッチン】添え土台補強#1

土台設置前、設置後のビフォー・アフター 土台補強

築50年の我が家をDIYリフォームしようと床を剥がしたら基礎が3箇所割れていました。
基礎補強をしようと決意して作業を進めていきましたがかなり大変でしたがようやく土台を取り付けるところまで来ました。

場所はココです。

ダイニングキッチン場所

土台設置といっても既存土台への補強となります。
基礎はこのように既存基礎に抱かせる形で補強しました。

土台補強場所を平面図で解説

今から土台を付けるのですが今までに短い土台の補強はやった事ありますがアンカーボルトの付いた4メートル級は初めてです。

どうやるのかは理解しているつもりなのでやってみます。

基礎補強後ダイニングキッチン全体

土台の収まりイメージ

この時点でこの補強土台の収まりイメージこんな感じです。
両サイドの既存土台に新規土台を抱かせ補強、元々土台が無かった上部の基礎には2本抱かせて両サイドと連結。

土台補強完了イメージ平面図

で、その後コーチボルトで一体化します。

土台補強完了イメージ+コーチボルト平面図

木の方向

上下の反り

土台は反る方を下に。
これはもう常識?
ネットでもよく掲載されていますし、大工さんも言ってましたので確かだと思います。

木の反り

じゃぁ側面の反りは?

具体的に誰かに聞いた事はないんですよ。
側面はどの方向が良いかという情報は見つかりませんでした。
側面方向の反りは内側に向ける事にします。
大引きは外向きかがいいのかなぁ~

土台補強完了イメージ平面図+反り方向

土台設置開始

まず、右側の土台から入れてみようと思います。

土台補強イメージ平面図1番目土台

水平はある程度出てるのですが1リューべ弱のコンクリートを一人で練って打設し終盤疲労困憊になり施工精度がイマイチになってしまいました。
レベルを測ったところこのエリアでは最大3mm程下がっている箇所がありました。
最終的にはこの不陸を解消しつつ正しい位置に土台を付けて行きたいと思います。

補強された基礎

置いてみました。。。
ホントに置いてみただけです。
こんな感じになるのかぁーってだけです。

補強基礎へ基礎パッキン1
補強基礎へ基礎パッキン2

土台設置のための前準備をします。

前準備

PCにHDDをポン付けするようにはいかず

  • 土台を入れると出来なくなる作業
  • やっておかないと入れる事が出来ない作業

等を処理します。

既存柱を切り欠く

柱の根元を切り欠きます。

ダイニングキッチン平面図切り欠く柱を解説

柱の太さが一定ではない

この柱は周辺の柱が100mmなのに対して120mmあります。
柱を削るなんてとても残念なのですがこれを削らないとそもそも土台を入れる事ができませんし補強土台を添える事ができません。大壁の下地も作れません。

他より太い柱の切り欠き平面図と立面図

横に切り込みを入れて

柱に横切り込み

縦にも切り込みを

柱に縦切り込み

切り欠けました。

柱切り欠き

既存土台にアンカーボルト

既存土台に挿したアンカーボルトを留めます。

あと施工した基礎に付けたアンカーボルト位置

基礎が無い場所に下からアンカーボルトを通して基礎を打ちしました。

あと施工した基礎の施工遷移3カットを1枚にした画像
【ダイニングキッチン】無筋基礎の割れを増し打ち補強#5 基礎を新規追加(前編)
作業をしているうちにどうやら上物がオーバーハングしている箇所の基礎が最もダメージを受けている事が分かってきました。オーバーハングしている箇所は地震などで揺れた際、今後も基礎をコジりながら建物を重さを点で受ける事が想定されるため再発防止策として無くしたいと思います。

座金とナットで締め上げます。
工具が入らないのでモンキーレンチでキツく締め上げます。

モンキーレンチでアンカーボルトを締める

留まりました。

角2本アンカーボルト締め完了

今思えば無理矢理にでもホールダウンアンカー付けた方がよかったですね。

土壁補修

リフォームで貼ってあった壁材を剥がすと下部の土壁が剥がれて外壁が見えていました。

補修する土壁の位置を平面図で解説


土壁の防音機能を失いたくなかったので土壁は極力撤去したくありません。
ここは壁を補修して土壁本来の機能を取り戻そうと思います。

欠けている土壁

他場所で落とした土壁を取って置いてありますのでこれを使います。

粉末状にした土壁

不純物が無いかチェックして

粉末状にした土壁を不純物が無いかザルで確認

水を加えてミキサーで混ぜます。

粉末状にした土壁を水を加えて混ぜる

表面を噴霧器で湿らせて左官鏝で塗り付けます。

粉末状にした土壁を再び塗る

ちなみに2日後の写真が以下です。
土壁が割れるのは当然らしいです。

粉末状にした土壁を塗った2日後

金物

ここは元勝手口で1988年のリフォームで壁にされていました。
今回のリフォームで壁を剥がしてみると柱が地中へ直挿しされており根元が朽ちていました。
柱が効いておらず、住んでいるときに2階からの振動がやけに伝わるなと思っていた原因がコレでした。

ダイニングキッチンの平面図新規土台と既存土台を繋ぐ場所を解説

柱を切断、下から土台で支え鋼製束4本で突き上げて基礎を打ちました。

元勝手口に土に直挿しされた柱を土台を造って再度支え直して基礎を造った4カットビフォー・アフター
【ダイニングキッチン】腐った柱を発見
ダイニングの柱下が朽ちてました。最早荷重がかかっていない当該柱をこのまま見過ごすわけにいきませんので何らかの対策を考えていきたいと思います。

短冊金物を継ぎ部分に取り付けました。

金物で繋いだ既存土台と新規土台

土台を付けてみる

まず、取り合いの無いこの土台から始めてみたいと思います。

基礎補強した基礎へ土台を付ける平面図

採寸してカット

土台をカットする

なるべく切り目は綺麗に

土台をカットした

アンカーボルトの穴を空ける

なるべく真っすぐに空けたいですが機械がないので手で・・・
3mm径のドリルで下穴を空けました。

土台に穴を空ける

14mmドリルで穴空け

ドリルで土台で穴空け

入りました。
この作業はスムーズでしたが

土台取付

採寸が間違っていたと自分を疑い後から1.5mmくらい切ってしまい後悔・・・

当初の寸法から切ってしまった分空いている土台

自分を信じないと・・・

転びを見てみる

土台が転ばず水平がでているのでしょうか?

ここはマシ

転びを見る水平器1

ここはちょっと転んでいる

転びを見る水平器2

だいだい1mm程なようです。

転びを見る水平器3

穴あけの出来栄え

こちらはマシは方

土台のアンカーボルトの穴径1

こちらはうまく入らず穴が広がったヤツ

土台のアンカーボルトの穴径2
設置した土台全体

今日はこれにて終了

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