【ダイニングキッチン】添え土台補強#2 土台にアンカーボルトの穴を空けて基礎へ乗せる

既存大引き撤去から新規土台設置のビフォー・アフター 土台補強


築50年の我が家をDIYリフォーム中です。
ダイニングキッチンの床を貼ろうとして古い床を剥がしたら基礎が割れていたので基礎補強をして現在は既存土台に新しい土台を添えて補強している最中です。

前のおさらい

以前ダイニングキッチンで土台を初めて1本作りました。
その後、間取り変更してダイニングキッチンの入口付近に基礎が無いというのはやはり心許無いので廊下に面している所にも基礎作って土台を設置しました。

【1階廊下】基礎追加 廊下編#8 土台設置・補強 初めて仕口を刻む
間取り変更に伴い基礎を増設しました。また、1部のブロック基礎を鉄筋コンクリートの基礎へ置換しましたので今から土台を付けていきます。

ここが基礎を作成した廊下側です。

土台を設置してこうなりました↓

今回の土台設置場所

で、今回はココです。
前回同様に既存基礎に抱かせる形で補強します。
そしてアンカーボルトで留め横からコーチボルトを打って一体化させます

古い大引き3本を撤去

既存の大引きを撤去します。
縦に走っている2本の太さは70mm角で横に走っている1本は105角です。
下からの支えは910mmピッチ木製束、木製束はブロックの上に乗っていました。

ハイ撤去、これは簡単です。
すっきりした!!

撤去跡

写真で横に走っていた105mm角大引きを抜いたホゾ跡です。
オスの方は幾分か切断しますが今は念のため土台を付けるまで上へは廃材で、下からブロックで支えています。

そういえば昔ここに柱がありました。

上の木材は念ための支えで廃材です。

土台の通り道を確保

土台の通り道を作ります。

壁材撤去(事前にやっとけ)

壁材を撤去し土台が入るようにします。

完成のイメージが明確じゃない

ひょっとしてこのまま解体なしてイケるのでは?という淡い期待が大抵打ち破られます。

剥がすモノは全部剥がさないダメだと身に染みているんですがこうして解体が遅れるのは
私自身が「包括的リフォーム計画を練れていない」というのが原因です。

でも、「こうなってたらいいな」って想いが結局勝ってしまうんで初めから解体した方が早かったなぁ・・・とよくなります。

「勿体ない」の裏には「面倒だ」もある

「勿体ないんで今あるものをなるべく活かしたいと思っているんです!」と、自分がいう。
「それって今の現状を体よく捉えて合理的に判断した気になってるだけでは?」と、また自分がいう。
動かない事がリスクになる事がある「逃げてる」って思ったら前に進もう!!ん?これは何の話だ?

柱切り欠き

アンカーボルトがあるので土台は上からハメる事になります。横からはハメられません。
上からハメるときこの柱1本が邪魔してハメることができませんので遺憾ながら柱を切り欠きます。

柱と共に別件で大工さんに取り付けられた梁を受ける半材も切り欠きます。

完了。
入れた後で埋め木します。

基礎高はどう?

残念ながら最大5mm規定に達しません。
いぁ事前チェックで分かってたんですけどね・・・チクショー悲しい・・・

既存土台の状態はどう?

こちらの既存土台は結構荒れています。
継手はあるし引っ張られて隙間あいてるし、反ってるし、デコボコだし・・・
この土台に補強土台を添えてボルトで固定します。

モアイがいた。

通りはどう?

薄い材料を置いて面を事前に確認してみました。
面は当然のように全然出ていません。

面はどう?

継ぎ手は引っ張られて隙間空いてるし土台同士の面は揃ってないし、丸いところあるし、真っすぐじゃないし全然ダメダメです。

あからさまに出っ張っている所はレーザーの先を基準点に当てレーザーが当たっている箇所をコツコツと削っておきました。

補強土台設置

採寸して切断

ボルト位置に墨を付ける

穴あけは専用のドリルが無い場合底面からするはずなので
墨は天地逆だぞ?間違えないように!!オレ!!

土台にアンカーボルト穴

下穴をガイドでなるべく垂直に空けます。

12mmのアンカーボルト穴を14mm径のドリルで空けました。

土台フィッティング

一旦入れてみます。

既存土台調整

当る箇所があり入らなかったので削ります。

何度か繰り返して・・・
スゲー切り削り屑出ます。

補強土台設置完了

横面は悪くは無さそうです。

やっとハマりました。

既存土台は反っていた

こんなに削るとは思っても見ませんでした。
削っていて気付いたんですがオーバーに書くと、こうなってました。

既存土台は外側に向けて反って(内側にむけてムクれて)いて頂点を削る事で土台どうしの設置面積を増やせたようです。

これが土台組みの方向か!!

既存土台の反り方向と新規も同じ方向で付けようとしているので木目の方向は間違っていない事の証明?にもなったのかと思います。

削り過ぎに注意

既に収まっている木材の横面を平滑にするなどそもそも無理があると悟り
これ以上やってもどんどん寄せていかないといけなくなるのでこれにて終了しました。

あとは、横から打つコーチボルトに賭ける!!

隙間チェック

既存土台と新規土台の隙間は最終的に以下のようになりました。

写真上部:約1mm以下

写真中ほど:約1~2mm弱

写真の下部:2~3mm

写真の下部:3~5mm

水平チェック

今は悪くないです。
今は・・・

留め付けは繋ぐ方の土台が未だできていないのでできません。

今回はこれにて終了

タイトルとURLをコピーしました