築50年の我が家が地震で外壁が割れ補修中です。
当該場所は相対的には中規模な破損ですが場所がちょっと特殊です。
現状
ここは家の四隅の1つです。
縦に亀裂が走っていました。
地面がない
隅は建物が張り出していて地面がないです。
いわゆる「オーバーハング」している箇所です。
多分割れた原因はコレ
地震時テコの原理で建物が動き、基礎の切れ目に力が集中したものと思われます。
防水紙は破れていましたが幸いにもバラ板は腐っておらず下地補修は不要でした。
モルタル壁撤去
剥離しているモルタルを撤去するとこうなりました。
割れた壁を撤去すると何もない下が見えました。
隣の辺から見るとこの通り基礎も何もありません。
補修開始
モルタル塗ったとき落ちるのを防ぐため下を杉板で留めておきます。
防水紙
開口の形に防水紙(アスファルトフェルト)を切り出し一旦画鋲で留めておきます。
ラス網
ラス網をタッカーで取り付けます。
後でタッカー数が少ない事に気づきました。
モルタル1回目
軽量モルタルを塗ります。
硬化するとこんな感じです。
モルタル2回目
1回目から20日後2回目を塗りました。
モルタル3回目
2回目から6日後3回目を塗り更に6日後にシーラーを塗っておきました。
塗装下地
塗装下地を塗ります。
前にシーラーは塗りましたが実際の外壁塗装時にはフィーラーを使用しました。
タイル吹き付けっぽくフィーラーを形成します。
塗装
水性の弾性塗料を2回塗りして完了。