脱衣所をつくる 内装下地1 ~床と天井~

脱衣所

浴室の引っ越しに伴い押し入れとLDK一部を脱衣所にします。
ここは四面部屋に囲まれたエリアで周りが出来れば出来てしまう場所、逆に言うと周りが出来ないとやりにくい場所なんです。

元々の状態

押入れだった所を解体して脱衣所の一部にします。

リフォームの予定間取り

こんな押し入れです。
すごい昭和感・・・

押入

隣の寝室はリフォーム済み

隣の寝室はテストケースで大工さんに入ってもらい押し入れを残して壁と天井を造ってもらいましたので

寝室

ここです。

寝室位置図面

この隣なので壁の通りは一応一面だけ出来ています。

寝室の壁の裏
寝室と脱衣所の通り

棚を外して壁を抜き、全解体しました。

押入だった頃から土壁を落として解体した脱衣所のベース

先行して床下地を作るが・・・

周りが出来ていないけど床が無いと移動が大変なので出来る箇所は先行して作りました。

脱衣所にするための床下地

その後、壁の通りが出る

時間が経過して隣接する周り三面の通りが出ました。

廊下天井および壁
廊下と脱衣所の通り
LDKの壁
LDKと脱衣所の通り
浴室との壁位置
浴室と脱衣所の通り

ちなみに現時点で確定している壁の通りは以下です。

通りが確定した壁

家が歪んでいる

家は多方向に歪んでいて部屋単位の通りを直角で出す作業は一筋縄ではいきませんでした。

我が家には図のような沈下傾向があります。ですが、これだけでは矛盾が発生して通りのズレや歪みの原因の証明にはならず

沈下している度合い

建築当初からなのか沈下なのか或いはそれ以外の何かなのか
それとも全部なのか・・・謎は解けないままでした。
で、結果

多分寸法は程々に造られた家

というのが正しい見解ではないかという所に落ち着きました。

水平だったらどんなに楽だったか

最初から全解体して家をジャッキアップし水平垂直を戻して作業する事ができればこの問題は大幅に改善されたように色々経験した今なら出来ない事もないとは思いますがリフォーム着手当初は経験的にも技術的にも不可能でした。

随分出来上がって来て今からジャッキアップすると造った箇所が狂うので、現状から水平垂直を出しつつ直角は全体を見て合わせていくしかないようです。

天井下地組み

通りが四面全て出ていますので高さと水平を出すだけで天井の下地組みは簡単に終わりました。
メッチャ楽!!

脱衣所天井下地組み 吊り木受けLDK側
脱衣所天井下地組み 吊り木受け寝室側
野縁受け


いいですね、楽に垂直が出てるって・・・

天井野縁受けまで組み上がり

床下地

残りの根太をズラして付ける事を想定し先行して組みました。

一旦根太解体

先行して組んだのは良かったのですが、角や隅の収まりが芳しくないのと寝室側の根太掛けは最初から周りより2~3mm落ちていました。
なのでやり直します。

先行した根太床

ガチガチに留めていたので解体は根太掛けの表面が剥がれたり結構大変でした。

根太解体完了

撤去した根太床

根太組み直し

そして組み直し
取り外した根太は別の場所で使います。

再度全体で組み直した根太床

3mmのベニヤを挟んで高さを修正しました。

ミスしていた高さを修正した新しい根太

悩みましたが新規土台に根太掛けは作らずそのまま根太を付けました。

土台に直接掛けた根太

透かしたけど、全部繋げても良かったのかな?

壁下は4mm透かして取付

壁の下にある下地何て言うんでしょうか、取りあえずできました。

新しい根太完成

そしてこんな感じになりました。

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