築50年の我が家をDIYリフォーム中です。
ダイニングキッチンの床を剥がしたところ基礎が割れていて大変な手間を食ってしまいました。
ようやく床を貼れるところまで来て、やれやれと思っていたらまた大変な事になっていました。
キッチンは元々はこんな感じでした。

天井を解体したとき
基礎補強と土台が乗ったので天井の解体をはじめました。
吊戸棚を外す
キッチンのキャビネットを外します。
一人なので落下防止のため木で支えています。

撤去完了
キャビネットは合板に引っ掛けてありました、なるほど。

壁を剥がす
1988年にリフォームされたキッチンのタイル壁を外します。
既にボロボロです。

外すと昔の姿になりました。
あ~こんなだったわ、懐かしい~

天井下地を解体
天井下地を解体します。

周りを切って
ガタン

ガラガラ~

うまい具合に落ちてくれました。

解体した天井下地は再利用を視野に入れ分解して釘を抜いて保管しておきます。

何か見つけた
何だ・・・???

亀裂ぅ??

そういえば先日地震があってここのタイルが割れていたんです。
地震だし古いし割れもするかぁ~って何故か脳天気にスルーしてたのを思い出しました。

これはヤバイと慌てて鋼製束を立てて応急処置しました。

え?何コレ?外?何で?って思われるのではないでしょうか。
家の構造
何でこんなになっているのかというと
当該位置はここです。

ここには基礎が無くオーバーハングしています。
以前大工さんが増築と間違えた事もある部分です。

オーバーハング部分は2階の屋根まで続いています。

そんな構造で大丈夫か?
建物の一部が宙に浮いているとかそんな構造で大丈夫か?
平面図ではココですが

ミス?
時代的に図面が有ったかどうか疑わしいですが「土地が一部足りなくて危なかったが予定した建築面積どおり建てた」というような類でしょうか。
疑わしい証拠?は幾つかありますが例えば火打ちを取り付けようとして止めた跡もあります。

これは火打ちのホゾを掘ったはいいが先端に基礎がないので止めたのでは?と疑っています。
基礎割れは基礎なしオーバーハングのせいじゃね?
基礎が割れた原因は複数あると思いますがこのオーバーハングも一因だと考えています。
建物が揺れたときオーバーハングの根本に大きな力が加わることは明白です。
火打ちが無いのも隅に加わる力を逃がそうとしたからかではないでしょうか。

だが地震の力が上回り周辺の基礎が割れた

と、推測しています。
割れた基礎はこんな感じです。




【追記】基礎割れの根本的原因
2024年12月時点での我が家の基礎が割れた根本的原因を追記します。
上記のオーバーハングも基礎割れの原因である事に間違いは無いと思いますが、根本的原因は
2階の荷重分散に偏りがあるからだと考えます。
全て解体した後に分かった事なのですが、LDKにおける基礎割れは大きく数えて5箇所、その内4か所が2階の荷重をダイレクトに受ける柱周辺でした。
地震などで2階が揺れたエネルギーが2階を支える大梁へ伝達し1階の柱から基礎へ伝わる。
このエネルギーが無筋基礎の耐久を上回り基礎割れを起こした。
というのが現段階での考察(素人の)です。

なお、残り1か所は地盤沈下が最も激しい位置でオーバーハングが手伝い地震時などに最も荷重が掛かり割れたと推測します。

で、どうすんの?
もっと包括的にリフォームを進めていれば起きなかったかもしれませんが
残念ながら当時の技術と知識ではここまで想定する事はできませんでした。
これはオーバーハングを解消した方がよいという事で基礎を打ちました。

梁も補強します。
