水洗化で壊された基礎#1 目を背けてそっ閉じ

リフォーム済の場所もそうでない場所もそれっぽい感じで壁が貼られていて床が作られていて何も考えずに住んできましたけどいざ自分でリフォームしようとしたら他人のソース読むように嫌な部分が目立ちます。
当時の事情・技術レベル・環境などを理解せず現在の仕様に置き換えて憤慨したり落胆したりするのはナンセンスだとは思うんですがどうしても気になってしまう事もありまして、時にはそれを見るのも嫌になって現実を直視できず見なかった事にしてしまおうという感情が働いたりします。

トイレの水洗化について
今回のDIYリフォームプラン
水場が復活
床を剥がす
最早ここは外
1. 汚い工事跡
  1. DIYリフォーム当初
基礎もうやりたくない！！
1. そしてバイアスが掛かる
基礎のどこが面倒くさいのか？
1. この部分の問題点
2. そっ閉じ

トイレの水洗化について

建築当初はのトイレは汲み取り式で80年代終わりから90年代初めにかけて周辺地域でトイレの水洗化が進んでいきました。
我が家のトイレは水洗化される際隣接していた事もあってか「トイレと洗面所の位置を入れ替る」という方法が採られました。
既存の汲み取りタンクが干渉しない上水道が通っている部屋が隣にあるんだから合理的ですね。当時は「なるほど～」と思った事を覚えています。

ここが洗面所です
昔はトイレ。

ここがトイレです
昔は洗面所。

今の位置はこうで、昔は逆です。

今回のDIYリフォームプラン

建築当初から途中で水洗化され、今回はトイレ位置はそのまま、洗面所がランドリールームになる予定です。

水場が復活

我が家の1階にはトイレを除くと2か所しか排水場所がありません。
キッチンの排水管が作業中で閉鎖しており洗面所の方を利用していたので解体が出来ませんでした。

キッチンの床が無事貼れて排水管が復活、仮設の洗面台を設置しました。

床を剥がす

さぁ床を剥がすか・・・と、水洗化の件などすっかり忘れて床を剥がす作業に入りました。
ちなみにこの水道管は既に配管ごと閉鎖しています。

バールでバリバリ～

床材が剥がれました。

あ、、、これは
ボットン便所の跡だ・・・
しゃがむ方向に補強がしてありました。
思い出した当時確かにこうなっていました。

う○こは無いし臭いも無いけど何か触りたくない。
タンクの中には少量のコンクリートやタイル等のガラが捨ててありました。

水洗化に伴いトイレと洗面所が入れ替わり元洗面所に水洗用下水、元洗面所に60mm径の排水管が設置されていました。
ちなみに汲みとり式から水洗式への変更費用は当時200万くらいだったと親が言っていました。

ある程度解体してガラを撤去、掃除しました。

最早ここは外

解体すると高確率で工事のために犠牲にされた構造体を目にします。
何らかの工事ががされる度に基礎が割られたり筋交いは切られたり「家の強度など知らんどうでもいい、オレには関係ない、仕事として頼まれたからやったまで」と言わんばかりな状態に毎度ながら辟易します。

汚い工事跡

工事の際に基礎が割られて、壁とも言えないような汚いセメントとブロックの塊で「隙間だらけの壁っぽいもの」をフワッと施工されていました。

土間コンは厚み20～30mm程で打たれていて、とても真上から均したものとは思えない手を入れて横から均したようなデコボコの出来の悪い土間でした。
これは水洗化工事の際、割った基礎の外から直接土にモルタルを流たものと思われます。

当時の技術は知りませんがこんなに壊さずとも配管はコア抜きとかやってくれればそれで解決してない？何でこんな壊し方するの？って思いました。
水洗トイレを先に設置して土間コンは元のトイレ床剥がしてるんだから上から打てばいいのでは？この床初めから？一度も剥がしてない？？
内と外で業者が違うの？連携してないの？
こんなので200万？

と、困惑しつつ何やらきな臭い感じが・・・