【外壁塗装・補修】外壁補修#4 オーバーハングしている壁 塗装も

外壁補修のビフォー・アフター8ステップを1枚にまとめた画像 外壁

築50年の我が家が地震で外壁が割れ補修中です。
当該場所は相対的には中規模な破損ですが場所がちょっと特殊です。

現状

ここは家の四隅の1つです。
縦に亀裂が走っていました。

補修位置を平面図面で説明
外壁の亀裂状態

地面がない

隅は建物が張り出していて地面がないです。
いわゆる「オーバーハング」している箇所です。

下に基礎がなくオーバーハングしている壁オーバーハングを境界として亀裂が入っている

多分割れた原因はコレ

地震時テコの原理で建物が動き、基礎の切れ目に力が集中したものと思われます。

基礎がなくオーバーハングしている箇所が地震で及ぼした力の遷移について考察したイラスト
基礎がなくオーバーハングしている箇所が地震で及ぼしたそれぞれのポイントについて考察したイラスト

防水紙は破れていましたが幸いにもバラ板は腐っておらず下地補修は不要でした。

モルタル壁撤去

剥離しているモルタルを撤去するとこうなりました。

既存モルタル壁除去

割れた壁を撤去すると何もない下が見えました。

オーバーハング部分アップ

隣の辺から見るとこの通り基礎も何もありません。

隣の辺からみた基礎が無い事が分かるオーバーハング壁

補修開始

モルタル塗ったとき落ちるのを防ぐため下を杉板で留めておきます。

オーバーハング下にモルタルが落ちないように押さえを貼っている

防水紙

開口の形に防水紙(アスファルトフェルト)を切り出し一旦画鋲で留めておきます。

防水紙を貼る

ラス網

ラス網をタッカーで取り付けます。

防水紙の上からラス網を2枚貼る

後でタッカー数が少ない事に気づきました。

モルタル1回目

軽量モルタルを塗ります。

ラス網の上からモルタルを塗る

硬化するとこんな感じです。

外壁補修のため塗った直後のモルタルと硬化したモルタルのビフォー・アフター2枚を1枚にした画像

モルタル2回目

1回目から20日後2回目を塗りました。

モルタル2回目完了

モルタル3回目

2回目から6日後3回目を塗り更に6日後にシーラーを塗っておきました。

モルタル3回目完了+シーラー塗布

塗装下地

塗装下地を塗ります。
前にシーラーは塗りましたが実際の外壁塗装時にはフィーラーを使用しました。

モルタル補修完了後外壁塗装

タイル吹き付けっぽくフィーラーを形成します。

外壁塗装後塗装吹き付け模様を塗装の下地材(フィーラー)で再現

塗装

水性の弾性塗料を2回塗りして完了。

再現された吹付模様の上から再び塗装を掛けて完了
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