ここでは未だリフォームを本格的にしようと考えていない時、外壁についてアドバイスを受けクラック(ひび割れ)を「シーリング工法」ではじめて補修した記録です。
発端
設計士の方に別件でお越し願ったとき我が家の外壁をご覧になって

外壁にだいぶヒビが入っていますね。
このままにしておくと良くないので
ひび割れにコーキング剤を充填して
埋めておいた方がいいですよ。
作業自体は簡単です。
簡単?本当かよ?
と、思いました。外壁なんてやる気が無かったので少し面倒くさいと思いましたが、やってみる事にしました。
まだ色々分かってない
設計士の方は素人に分かりやすく言ってくれたのだと思います。
あんな方法もこんな方法もあるよ!!それをするにはこんな道具いるよ!!とかなると素人工事のレベルを簡単に逸脱してしまうからです。
このときは外壁補修の重要性と深刻度、施工方法のバリエーションも全く知りませんでした。
そして、我が家の外壁とその中が一体どうなっているのかなど知る由もありませんでした。
受けた施工アドバイスを整理
ネットでも情報は沢山あるので収集し、知人にも参考として聞き、設計士の方に言われた事も勘案してまとめます。
- コーキングする前には下地をくっつきやすいように、よく清掃しプライマーを塗布
- 壁に入ったヒビにコーキング剤を充填する
- コーキング剤の種類は「変性シリコーン」が望ましい
- なお、「変性シリコーン」は塗装ができる
ここまでが超絶素人の当方が当時得た情報です。
コーキングの目的
コーキングはDIYで何度かやった経験はありますが職業としてはありません。
しかし、コーキングが何を重点的に行う行為かは何となく理解しているつもりです。
- 防水
- 接着
だと、思います。
※更に接着には「目を荒らした」下地が有効
ではテスト兼外壁補修を開始
工事は素人ですがシステムでもテストはリスクの無い、または少ない箇所でするものです。
ここは2階ベランダの屋根ありな場所です。
雨水がかからず足場も良く、もし失敗してもやり直しが容易である場所です。
ここを最初の練習用?として選びました。

ベランダの2階部屋壁に斜めに走ったヒビです。

クラック周りの汚れを除去、マスキングテープを貼りました。

不要なモルタルをカッターでカット、プライマーを塗布。

変性シリコンをクラックの中まで入り込むように押し入れてコーキングをしました。

ベランダの内壁補修前

ベランダの内壁補修後

2階戸袋下補修

2階窓枠周辺補修
ひとまずこれにて終了
あとがき
本施工を行った折は超絶素人で、クラック種類についての知識も得ていませんでした。
また、シーリング工法以外の施工を想定もしていませんでしたので規定幅以上のクラックにコーキング剤のみ充填で対応してしまいました。
この後知識と技術の向上を徐々にしていきますがこの時はこれが精一杯でした。
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